平成18年度 栃木県教育研究発表大会 学校経営部会 概要
教師が元気・子どもも元気
~同僚性を高め、学び合い、支え合う教師集団を目指して~
那須塩原市立黒磯小学校 木下 圭子
子供たちが教材と出会い友達や教師と共に活動しながら、自分の学びを成立させ、「できた」「分かった」「楽しい」と感じられる授業の展開が大切である。そのためには、教師一人一人の指導力の向上を欠くことはできない。そこで、教師一人一人の授業の改善をしていくために、全員が授業を公開し、授業研究を通して互いに学び合い高め合うことにより、教師の資質向上を図り、教師集団がともに育つような校内研修や指導体制の工夫改善に努めることが学校の活性化につながると考えた。
教師が授業することを喜び、楽しむことができれば、子供もいきいきと目を輝かせて授業に臨むことができるだろうという考えのもとに、教師集団が互いに心と教室を開き学び合う関係を作ってきた。同僚だからこそ「学ぶ」という視点が大切であり、そこから尊敬や信頼感、思いやりが生まれ、学び合いが生まれる。本校では、
○子供の学びがどこで成立したか
○この研究授業から自分自身が何を学んだか
について、全員が気兼ねなく自分の意見を発表し、活発な研究会になるように工夫している。