とちぎ学びの杜 ホーム

栃木県総合教育センター

お問い合せサイトマップ
生涯学習 教職員研修 調査研究 教育相談 幼児教育 展覧会 リンク
ホーム > 調査研究 > 平成18年度 栃木県教育研究発表大会 > 概要

平成18年度 栃木県教育研究発表大会 学級経営部会 概要

全校で取組むQ-Uを活用した学級経営

 

宇都宮市教育センター 大瀧 伸一
宇都宮市教育センター 宇都宮市立陽東中学校 齋藤 順子
宇都宮市教育センター スクールカウンセラー 菅原 千代子

 宇都宮市では,いじめや不登校,学級崩壊等の問題の未然防止と早期発見・早期対応に生かすために,平成17年度より市内80の全小・中学校で,「楽しい学校生活を送るためのアンケート“Q-U”」を実施している。
 Q-Uから得られた結果を有効に活用するには,単に学級満足度尺度における各群の人数や,各児童生徒の所属群だけを見るのではなく,学級集団の特徴,とくに現在の状態が形成されるまでのプロセスの検討(ストーリーの読み解き)までがなされることが大切である。
 本市では,敢えてコンピュータによる診断を行わず,K-13法に基づく学級事例検討会の実施を各学校に呼びかけ,そのための研修の実施や資料の作成,校内研修会への職員派遣などを行い,各学校におけるQ-U活用の定着化を推し進めている。
 これらの活動と各学校の取組状況とともに,学級事例検討会でスクールカウンセラーとSCMスクールカウンセリングマネージャー)教員がリーダーを務めた中学校の実践について報告する。

 一覧に戻る

センター案内