平成19年度栃木県教育研究発表大会 学校力向上部会 概要
組織を生かした学校づくり
[パネルディスカッション]
コーディネーター 宇都宮大学教育学部 教 授 遠藤 忠
パネリスト さくら市立喜連川小学校 校 長 角田 静雄
佐野市立西中学校 校 長 尾崎 始
県立矢板東高等学校 校 長 酒見 廣志
平成19年2月、県教育委員会では「学校力・教師力を高めよう」という冊子が発行された。この中では、学校力を、学校の教育力ととらえている。
これに関連して、平成国際大学の小島弘道教授は、学校力の5つ要素として、「教育の質」「教師の指導力」「安心と安全が保たれているか」「校長の統率力があるか」「保護者や地域からの信頼があるか」を挙げ、学校力を向上させるには、個人の力量に頼る従来のやり方では限界があり、組織として力を発揮できる体制の確立が重要であると強調されている。
つまり、「組織の力を高める」ということが学校力を向上させるポイントとして、もっとも大切な要素であると考えられる。
そこで、本部会では、小・中・高等学校の実践の紹介と協議を通して、「組織力を高めるためのアプローチや留意事項」について来場者とともに考えていきたい。