新学習指導要領の改訂の基本方針から、よりよい人間関係を築く力、社会に参画する態度や自治的能力の育成が重視されています。そこで本部会では、小学校と中学校の実践発表をもとに、望ましい集団活動や体験的な活動を通した特別活動の在り方について話し合いました。
発表1 人の役に立つという心をもち、笑顔で生きる子どもの育成
- 特別活動における道徳的実践の工夫 -
過去2年間に取り組んだ、道徳的視点からの特別活動を紹介されました。道徳と特別活動との関連を図った「学級活動」「体験活動」「異年齢集団での活動」「江戸しぐさから本校独自のしぐさへ」などの実践について発表がありました。
発表2 自主的、実践的な態度を育てる特別活動の在り方
- 育てたい力を明確にした特別活動及び学級活動の指導計画の研究を通して -
自校の特別活動の実践をもとに、育てたい態度や能力を明確にした特別活動の在り方について発表がありました。
指導助言
宇都宮大学 丸山剛史教授から発表者とのディスカッションの中で、ポイントを絞った質問や話題提供をしてくださり、発表内容をさらに詳しく明確化してくださいました。また、特別活動の教育実践を見ていく際の視点についてお話くださいました。