令和5(2023)年度 教科指導充実に関する調査研究(小・中) 授業実践

 これまで検討してきた学習指導案に基づき、研究協力員の先生方の授業実践が始まっています。

 今回は中学校の技術・家庭科(技術分野)の取組をご紹介します。

 本時は「材料と加工の技術」を題材として取り上げ、制作した木工作品を互いに鑑賞して評価することを通して「ものづくり」に対する考えを深める授業です。

 自分の作品のよさや施した工夫をスライドにまとめタブレットに表示したものが、電子広告として作品の横に置かれていました。電子広告により、それぞれの作品に込められた機能や工夫がより伝わりやすくなっていました。

 

 作品の鑑賞後、生徒はアプリのアンケート機能を利用して、互いの作品を評価しました。その後は、製品の価値を高める工夫について、機能性や安全性、外観や表面処理、形状などの視点から意見を交流し、それぞれの考えを深めることができました。

 他の教科でも、ICTを効果的に活用した授業が実践されています。次回の通信でも紹介しますので、お楽しみに!