地質を反映した地形
奇岩怪岩・巨石群

地形の名称

奇岩怪石・巨石群


説明

珍しい形あるいは奇怪な形をした岩をいいます。大岩及びそれらが集中して複数あるものを指します。


とちぎの典型的な地形の場所(所在地)

庚申山(こうしんさん)〔日光市(にっこうし)〕

名草の巨石群(なぐさのきょせきぐん)〔足利市(あしかがし)〕


名称 地形の種類所在地
名草の巨石群奇岩怪石・巨石群足利市

巨大な花崗岩(かこうがん)が集まった様子が見られます。



粗粒花崗岩が、方状節理(ほうじょうせつり)に沿って玉ねぎ状に割れ、それが水に洗われるといった経過で風化が進んだ結果、中心部が球状に残り、巨石の折り重なった形になっています。

粗粒花崗岩に特有の風化現象を示す貴重な資料であり、天然記念物に指定されています。