その他の地形
低層湿原

地形の名称

低層湿原


説明

一般の河川の周辺に見られる湿地草原です。

地下水の供給を受けるので、酸性を示さず、ヨシ・スゲ類、イグサ科植物が優占し、これらの泥炭のほかに、腐食質や泥土も堆積します。


とちぎの典型的な地形の場所(所在地)

渡良瀬遊水地(わたらせゆうすいち)〔栃木市(とちぎし)・野木町(のぎまち)・小山市(おやまし)〕


名称 地形の種類所在地
渡良瀬遊水地低層湿原栃木市・野木町・小山市

付近の地図画像

大きな川が集まっている様子が分かります。


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栃木県(とちぎけん)の栃木市を中心に、群馬(ぐんま)、茨城(いばらき)、埼玉(さいたま)の一部に広がる広大な遊水地です。

利根川(とねがわ)、渡良瀬川(わたらせがわ)の溢水(いっすい)が流入する低湿地です。

アシ原が広がる遊水地には多くの鳥類や動物も生息しています。


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※数字は地図上の地点から矢印方向を撮影したところです。

中央の堤防から東を見たところです。

ヨシ原を近くで見ると、ヨシの下層にもシダなどの植物が見られます。

広大なヨシ原が続いています。

渡良瀬川の上流方向から見たところです。右手の奥が遊水地になります。