目 的 | 教頭としての職務や学校経営の在り方等について理解し、教頭としての資質の向上を図る。 |
日 時 | 平成25年6月7日(金) 9:30~16:00 |
対 象 | 小・中学校の新任教頭 |
研修内容 | 1 講話「学校における人権教育の推進と教頭の役割」 2 講話「特別支援教育における教頭の役割」 3 講話「教頭の職務と実際」 4 研究協議「執務上の課題」
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講 師 | 県教委事務局総務課人権教育室副主幹 県教委事務局特別支援教育室副主幹 小・中学校教頭 総合教育センター教育研修専門員
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研修の様子 | 講話「特別支援教育における教頭の役割」 | 講話「教頭の職務と実際」(小学校) | 講話「教頭の職務と実際」(中学校) | 研究協議「執務上の諸問題」 |
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研修評価・振り返りシートから | 0 研修の満足度、研修へのニーズ ①満足度 | 満足 | | 不満足 |
②研修ニーズ
- 危機管理
- 保護者対応
- クレーム対応
- 組織マネジメント
- 教育関係法規、法規演習
- 事務処理
- 地域との連携 など
1 講話「学校における人権教育の推進と教頭の役割」 【研修の目標】 本県の人権教育への取組とその課題について理解し、各学校の実態に合わせた教頭としての人権教育推進の在り方を確認する。 |
【講話を聞いての主な意見・感想】
- 人権感覚を磨くため、積極的に校内研修を充実していきたいです。
- 教務主任や人権教育主任と協力し、校内指導体制の確立を図っていきたいと思います。
- 教頭自ら教職員とのコミュニケーションを積極的にとりながら、人権意識の高揚を図っていきたいと思います。
- 言語環境を整備することが大切だと再認識しました。まず、教職員間の日常の会話から言語環境の整備を行っていきたいと思います。
- 人権教育の重要性を家庭や地域に発信することの重要性を改めて痛感しました。
2 講話「特別支援教育における教頭の役割」 【研修の目標】 特別支援教育にかかわる校内体制づくりや関係機関との連携の在り方について理解する。 |
【講話を聞いての主な意見・感想】 - 担任が一人で抱え込むのではなく、教頭として担任を支えること、全職員で対応していくことの必要性を強く感じました。
- 特別支援教育コーディネーターを核とし、組織として対応できるよう校内体制を整えていきたいと思います。
- 全職員が同一歩調で特別支援教育にかかわれるよう、特別支援教育コーディネーターと連携し、情報の共有化を図っていきたいです。
- 通常の学級と特別支援学級との連携が大きな課題なので、本日の研修を生かし、担任を支援していきたいと思います。
- 教頭が関係機関との窓口になり、特別支援教育を円滑に進めていきたいと思いました。
3 講話「教頭の職務と実際」 【研修の目標】 先輩教頭から日頃の校務の様子と教職員の意識改革に向けた取組について具体的な話を聞くことを通して、教頭の職務内容や様々な場面における適切な対処法を理解する。 |
【講話を聞いての主な意見・感想】
- 学校全体を見渡して仕事ができるよう、一覧表を作成し、計画的に仕事を進めていきたいと思いました。
- 管理職として周囲から信頼されることは、学校経営を行う上でもたいへん重要だと思います。信頼関係が築けるよう、努力していきたいです。
- 学校事故に適切に対処するには、日頃からの心掛けが大切なので、危機管理マニュアル等を見直していきたいと思います。
- 職員室の担任として、教職員が意欲的に働けるような職場環境を整えていきたいと思います。
- 教職員評価制度を生かし、一人一人のよさを認め、励ますことで、教職員の資質・能力の向上を図っていきたいと思います。
4 研究協議「執務上の課題」 【研修の目標】 自校における執務上の課題とその対処法について協議することを通して、よりよい対処法を考え、学校経営に役立てる。 |
【研究協議を通しての主な意見・感想】
- 校長の学校経営方針をよく理解し、その具現化を図っていきたいと思います。
- 校長の学校経営ビジョンを理解し、教職員が同じ方向で教育活動が進められるよう努力していきたいです。
- 学校が組織として機能するためには、組織マネジメントの考え方を取り入れることが重要だと思いました。
- 人間関係づくりがすべての課題解決のための基本であることに改めて気づきました。教職員、児童生徒、保護者、地域が良好な人間関係を築けるよう、努力していきたいと思います。
- 各学校のそれぞれの悩みを聞き、共通点があることに気づきました。新任教頭という同じ立場で話し合うことができ、共感することも多く、たいへん勉強になりました。
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