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2013/12/02

平成25年度 新任学習指導主任研修(小・中学校)  第2日

| by 栃木県総合教育センター
目  的学習指導主任の職務・役割や学習指導の今日的課題について理解し、校内における実践を通して、学習指導主任としての資質の向上を図る。
日  時平成25年10月28日(月) 9:30~16:00
対  象小・中学校の新任学習指導主任
研修内容1 研究協議「学習指導の充実を図るための工夫と改善」
2 講話「これからの学習指導の在り方」
講  師鳴戸教育大学大学院教授 村川 雅弘 氏
総合教育センター職員 
研修の様子
研究協議
「学習指導の充実を図るための工夫と改善」
研究協議
「学習指導の充実を図るための工夫と改善」
講話「これからの学習指導の在り方」
講話「これからの学習指導の在り方」

研修評価・振り返りシートから
0 研修の満足度、研修へのニーズ
  ①満足度
 満足  不満足
 
研修満足度70.6%29.4%

 ②研修ニーズ

  • ワークショップ型研修の体験
  • 他校との情報交換
  • 学校課題の設定や見直しのしかた
  • 学びの連続性を考えた学習指導の工夫


1 研究協議「学習指導の充実を図るための工夫と改善」

  【研修の目標】
 研究協議をとおして、自校の実践の課題を明らかにし、次年度へ向けての改善策を検討するとともに、他校の発表から参考になる情報を得る。

【感想や参考になったこと】

  • 同じ規模の学校での班別協議は、実態が同じようであり、自校においての課題解決のための実践として取り入れやすく、とても参考になりました。
  • 学習指導主任としてどんなことに取り組み、どんな工夫をしているのか直接伺ったり、質問しあったりして深められました。
  • 次年度に向けて取り入れ活用したい内容があり参考になりました。さっそく調べて本校の実態に合わせて活用できるようにしていきたいです。
  • 学校課題研研究の進め方についての工夫から普段の学習指導の充実を図るための工夫まで具体的な事例をたくさん提示されたのが参考になりました。
  • 各校同じような取り組みをしながらも、基礎学力の定着や学習スキルの系統性など細部にわたって工夫・連携を図っていることが分かり、具体的な話や資料など大変参考になりました。
  • 他校の実践例、取組や学習指導主任としての悩みなど自分と同じようなことが出され、これでいいのだと安心できました。
  • 指導の先生からの「私たち(教員)は過去と未来をつなぐ役割」という言葉がとても心に残りました。自信をもってやっていこうと思いました。
  • 学習指導主任が自分の学校に合ったビジョンをもって管理職および教職員の間を取り持ち、学力向上に向けたコーディネートをしていくことが大切であると再認識しました。

2 講話「これからの学習指導の在り方」
【研修の目標】
 これからの学習指導の在り方について理解を深め、それらと関連づけながら、自校の取組の成果や課題等を振り返ることができる。

【感想や参考になったこと】
  • 「授業研究はスタートである」ということ、付箋は束ねず、声に出して貼る、サインペンで書く等、大変参考になりました。
  • 本校でもワークショップ型研修を行っていましたが、さらに細やかに分析できるワークショップの内容が参考になりました。
  • 学ぶっくや学びのインフラ整備など、今後実践したい内容がたくさんあり役に立ちました。また、先進的な取組を知ることができてよかったです。
  • 子どもたちに身につけるべき力に結びつく道筋が明確になりました。また、研究校の実態をたくさん教えていただき、その内容が具体的でとても参考になりました。まずは、学習の手引き作成に全職員で取り組んでいきたいです。
  • カリキュラムマネジメントの意義と手順など具体的な資料などからその必要性を痛感しました。授業と学校を効率よく変えていくことに少しずつでも取り組んでいかなければと意欲、意識化につなげることができました。
  • 教師の取り組む姿勢、意識の変化、取り組むべき事項の明確化で、事例のように子どもたちが変わるものなのかと興味深く感じました。特に教員全体で取り組むことが大切だと思いました。
  • 教科の枠を超えた学校全体としての視点をもった授業研究会の行い方についてたいへん勉強になりました。





09:50 | 専門研修1イ