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2013/12/09

平成25年度 新任教頭研修(高等学校、特別支援学校)第4日

| by 栃木県総合教育センター
目  的管理職としての見識を深め教育理念を構築するとともに、教頭の職務を理解し、学校経営、学校教育管理、人事管理等に関する管理職としての基本的な資質・能力の向上を図る。
日  時平成25年11月26日(火) 9:30~16:00
対  象高等学校、特別支援学校の新任教頭
研修内容1 講話「学校における人権教育の推進と教頭の役割」
2 講話・演習「危機管理と教頭の役割」
3 研究協議「学校組織マネジメント校内実践計画」
講  師県教委事務局総務課人権教育室副主幹
総合教育センター職員
研修の様子
講話「学校における人権教育の推進と教頭の役割」
講話・演習「危機管理と教頭の役割」
講話・演習「危機管理と教頭の役割」
講話・演習「危機管理と教頭の役割」

研修評価・振り返りシートから
0 研修の満足度
  ①満足度
 満足  不満足
 
研修満足度72.7%27.3%


1 講話「学校における人権教育の推進と教頭の役割」

  【研修の目標】
 本県の人権教育への取組とその課題について理解し、自校の実態に合わせた教頭としての人権教育推進の在り方を確認する。 

【講話を聞いた主な意見・感想】

  • 教職員の知識を深める取組や振り返り、情報交換、討議等を組織的に行いたいと思います。
  • 人権意識の高揚に向けた校内研修を実施することや関係資料を配布するときには読み合わせの時間をもちたいと思います。
  • 人権教育係、情報教育係、生徒指導係と協力して、情報モラル教育に取り組みたいと思います。
  • 日常の校内巡視を通して、物的環境について目を配るとともに、普段の自身の言動を通して、自他の人物を尊重する環境づくりを推進したいと思います。
  • 人権教育を年間計画に従って推進しているが、バランスよく人権尊重の精神の涵養を図りたいと思います。

2 講話・演習「危機管理と教頭の役割」

  【研修の目標】
 危機管理について理解を深め、教職員の危機管理能力向上のための手立てを考える。

【講話・演習を通しての主な意見・感想】

  • 風通しのよい職場づくりを心掛け、何かあったときには先生方から報告・連絡・相談をしやすい環境づくりを行いたいと思います。
  • 危機管理体制機構を再度話し合う機会を設定し、教職員の意識向上を図っていきたいと思います。
  • 自校の危機について再度検証し、リスクマネジメント(事前の危機管理)について取り組みたいと思います。
  • 現在、生徒指導に関する危機管理マニュアルが十分に整っていないので、具体的な内容が記載された機能するマニュアづくりに着手したいと思います。
  • 危機管理マニュアルづくりや点検を多くの教職員に関わってもらい、機能するマニュアルづくりと周知を図りたいと思います。

3 研究協議「学校組織マネジメント校内実践計画」

  【研修の目標】
 学校組織マネジメント校内実践計画の発表をとおして、校内においてマネジメントを進める上での課題、留意点を理解するとともに、管理職としての在り方を考える。

【研究協議を通しての主な意見・感想】

  • 課題をしっかり見つめ、明確な目標を設定し、人材を育成する視点と組織を活性化する視点からマネジメントを実践したいと思います。
  • 生徒に対して教職員が力を発揮できるように、特に若手の教員へのアドバイスを重点に考え、柱としての役割を担わせるように働きかけたいと思います。
  • 校内実践テーマに対するSWOT分析は、もう一度、複数の教員と検討の機会をもちたいと思います。
  • 校務分掌組織の見直しなどにも取り組みたいと思います。
  • 学校評価や教職員評価制度との関連を考慮したいと思います。





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