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2016/06/17

平成28年度 新任生徒指導主事研修(高等学校、特別支援学校)

| by 栃木県総合教育センター
目  的生徒指導主事の職務・役割、生徒指導上の諸問題等についての理解を深め、生徒指導主事としての資質の向上を図る。
日  時平成28年5月31日(火) 9:30~16:00
対  象高等学校、特別支援学校の新任生徒指導主事
研修内容1 講話「児童・生徒指導の意義と生徒指導主事の役割」
2 講話「不登校の理解と支援」
3 講話・演習「ネットトラブルの予防と対策」
4 研究協議「生徒指導上の課題と取組」(高等学校)
  「児童・生徒指導上の課題と取組」(特別支援学校)
講  師県教委事務局学校教育課児童生徒指導推進室職員
総合教育センター職員
研修の様子
講話「児童・生徒指導の意義と生徒指導主事の役割」
講話「不登校の理解と支援」
講話・演習「ネットトラブルの予防と対策」
研究協議「生徒指導上の課題と取組」

研修評価・振り返りシートから
0 研修の満足度
  ①満足度
 満足  不満足
 
研修満足度68.0%32.0%


1 講話「児童・生徒指導の意義と生徒指導主事の役割」

【研修の目標】
 児童・生徒指導の意義を理解し、校内における役割について再確認する。

【講話を聞いての主な意見・感想】
  • 「自己指導能力」「生徒指導は機能である」などのキーワードを基に、自らの役割を確認できました。また、合意形成に向けたコーディネートの大切さを再認識しました。
  • 職員間の共通理解を図るために、連絡調整を細かくする必要性を再認識しました。
  • 問題行動の対応に追われている中で、生徒指導主事として何を意識すべきか、何を目指すべきかという部分を整理できました。

2 講話「不登校の理解と支援」
【研修の目標】
 不登校の予防と支援について、学校全体で取り組む必要性を理解する。

【講話を聞いての主な意見・感想】
  • 不登校の早期発見・対応、未然防止のための具体的なポイントやチームで支援することの大切さを理解することができました。
  • 本校では、教育相談が生徒指導部にあるので、全職員の共通理解を図ることができるよう計画し取り組んでいきたいです。
  • 担任の抱え込みを防ぎ、組織的な対応をしていきたいと思います。

3 講話・演習「ネットトラブルの予防と対策」
【研修の目標】
 生徒が日常触れているインターネット上の情報から誘発されるトラブルやその予防について理解する。

【講話を聞いての主な意見・感想】
  • 本校において、ネットトラブルは増えつつあるので、その予防法、対処法は大変参考になりました。
  • 動画の投稿における最近の傾向や、ネットトラブルの事例が参考になりました。早速、生徒指導主事の講話の中に取り入れて、生徒に注意を促したいと思いました。
  • 学校に戻って講話の資料は回覧したいと思いました。また、校内研修等で取り上げたいと考えました。

4 研究協議「生徒指導上の課題と取組」(高等学校)
【研修の目標】
 各校の抱える生徒指導上の課題とその解決のための取組について情報交換を行い、自校の課題解決のためのヒントを得る。

【講話を聞いての主な意見・感想】
  • SNSの使用については各学校で問題になっており、そのモラルについてどのように改善を図っていくかアイデアを交換することができました。
  • 各校の実情や取組を理解することができました。その中で、全職員の共通理解と温度差のない指導が重要であることを再確認しました。
  • 心の健康が原因で不登校になっている生徒が、どの学校にも多いことがわかりました。また、教育相談や医療機関との連携が特に重要であることを理解しました。

  研究協議「児童・生徒指導上の課題と取組」(特別支援学校)
【研修の目標】
 各校の抱える児童・生徒指導上の課題とその解決のための取組について情報交換を行い、自校の課題解決のためのヒントを得る。

【講話を聞いての主な意見・感想】
  • 各校の課題や取組について知ることができ、参考になりました。
  • 本校の教育目標への到達に向けて、私の立場でできる連絡調整を行っていきたいと思いました。
  • 障害種別により指導の内容は変わるが、生徒のために、生徒指導を組織的に取り組んでいきたいと思いました。





16:51 | 専門研修1イ