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2016/07/12

平成28年度 教頭2年目研修(高等学校、特別支援学校)第1日

| by 栃木県総合教育センター
目  的管理職としての深い見識と優れたリーダーシップを高めるとともに、学校経営、学校教育管理、人事管理等に関する管理職としての実践的な資質・能力の向上を図る。
日  時平成28年6月10日(金) 9:30~16:00
対  象高等学校、特別支援学校の教頭経験2年目に該当する者
研修内容1 講話「学校運営における危機管理推進のポイント」
2 演習「学校運営における危機管理推進のポイント」
3 講話「特別支援教育」
4 講話「教職員のメンタルヘルス」
講  師民間企業関係者
医療関係機関等職員
総合教育センター職員
研修の様子
講話・演習
「学校運営における危機管理推進のポイント」
講話・演習
「学校運営における危機管理推進のポイント」
講話
「特別支援教育」
講話
「教職員のメンタルヘルス」

研修評価・振り返りシートから
0 研修の満足度
  (1)満足度
 満足   
不満足
 
満足度63.6%36.4%


1 講話「学校運営における危機管理推進のポイント」

   【研修の目標】
 組織における危機管理推進のポイントを理解し、自校の危機管理体制構築のヒントを得る。

2 演習「学校運営における危機管理推進のポイント」
  【研修の目標】
 自校の危機管理体制を振り返り、教職員の危機意識の向上や自校の危機管理体制の構築のための具体的な方策を考える。

  【講話・演習を通しての主な意見・感想】
  • 教員の危機意識は高くはないと感じました。本県や他県での不祥事やトラブルの事例などを紹介する機会を多くもち、教職員の意識の向上に取り組んでいきたいと思いました。
  • 危機に対したときのシミュレーションの必要性を感じました。ロールプレイ等を取り入れた研修を実施したいと考えました。
  • 全職員が指示待ちではなく自主的判断ができる環境をつくるために、校長とベクトルを揃えた行動がとれるような校内研修を企画していきたいと考えました。

3 講話「特別支援教育」

  【研修の目標】
 高等学校における特別支援教育について理解するとともに、地域や学校の実態等を考慮し特別支援教育コーディネーターを中心とした組織的な特別支援教育の在り方や特別支援教育を推進する上での管理職の役割を理解する。

【講話を通しての主な意見・感想】

  • 支援を要する生徒の数が増える傾向にあるように感じています。特別支援教育コーディネーター、教育相談係、生徒指導部との連携や支援の実践が円滑に図れる環境・体制づくりをしたいと思いました。
  • 特別支援教育への理解を深めるための校内研修の実施と特別支援教育コーディネーターを中心とした組織的な取組について検討したいと思いました。
  • 特別支援学校として地域の高等学校への支援体制のさらなる整備とニーズに応じたセンター的機能の充実を図りたいと考えました。

4 講話「教職員のメンタルヘルス」

  【研修の目標】
 職場における教職員のメンタルヘルスについて理解を深め、管理職として必要な知識を身に付ける。

【講話を通しての主な意見・感想】

  • 大人の発達障害の見立てや自傷行為への対応について理解が深まりました。
  • 日頃から、教職員の表情、言動、勤務状況に注意を向け、本人からの申し出に頼ることなく「気付く」ことが大切であることを再認識した。
  • 職場の人間関係等をはじめとする環境づくりに積極的に取り組む必要性を感じました。





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