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2016/08/15

平成28年度 新任校長研修(高等学校・特別支援学校)第2日

| by 栃木県総合教育センター
目  的校長としての職務、今日的な教育課題、学校経営の在り方等について総合的に理解を深め、校長としての資質の向上を図る。
日  時平成28年6月20日(月) 9:30~16:00
対  象高等学校、特別支援学校の新任校長
研修内容1 講話「学校の財務と事務室との連携」
2 講話「学校経営ビジョンの構築」
3 研究協議「学校経営上の課題とその解決に向けて」
講  師県立学校事務長
総合教育センター職員
研修の様子
講話「学校の財務と事務室との連携」
講話「学校経営ビジョンの構築」
研究協議「学校経営上の課題とその解決に向けて」
研究協議「学校経営上の課題とその解決に向けて」
研究協議「学校経営上の課題とその解決に向けて」
研究協議「学校経営上の課題とその解決に向けて」

研修評価・振り返りシートから
0 研修の満足度、研修へのニーズ
  ①満足度
 満足 
不満足
 
研修満足度70.8%29.2%

 ②研修ニーズ

  • アクティブラーニングの講話
  • 危機管理演習
  • 学校組織マネジメントに関する講話演習など

1 講話「学校の財務と事務室との連携」

 【研修の目標】
 事務室の業務、学校特有の財務について理解するとともに、事務室との連携の重要性を再確認する。

【講話を聞いての主な意見・感想】
  • 事務職員一人一人の職務内容を理解するとともに積極的にコミュニケーションを図り、良好な人間関係を築くことが重要であると思いました。
  • 事務職員との連携は、学校運営上きわめて重要であることを再確認しました。小さな心遣いを積み重ねていくことが大切であることを理解しました。
  • 事務職員には、行政マンとしての経験や計画性、合理性を活かした学校経営への参画を促していきたいと思います。
2 講話「学校経営ビジョンの構築」
【研修の目標】
 自校の学校経営ビジョンを明確にし、実効策を模索する。

【講話を通しての主な意見・感想】
  • 教育目標を達成するために、どのようなことを・いつまでに・どのようなプロセスで実現させていくのかを教職員で共通理解しながら進めていきたいと思います。
  • 学校の実態把握に努め、課題を洗い出し、取り組むべき事柄に優先順位を付け、より具体的な目標設定と教職員への説明等をしっかり行おうと考えました。
  • 現在示している経営ビジョンを具体的に示す必要性と、どのように具体性をもたせるかについても考えることができました。
3 研究協議「学校経営上の課題とその解決に向けて」
【研修の目標】
 学校のビジョンとそれを実現するために工夫している点や課題、さらに、その他の学校経営上の課題について理解を図るとともに、校長としての的確な学校経営の手法を模索する。

【研究協議を通しての主な意見・感想】
  • 教職員の危機管理意識の向上を図るために、事故発生時にすぐに教職員が対応できるようなマニュアルの見直しやシミュレーションの校内研修を実施したいと考えました。また、危機管理に関する日常的な声掛けも必要であると感じました。
  • 人材育成に向けたOJTの工夫、例えば経験豊富な教職員と若手を組ませメンターチームをつくり、職務遂行上のノウハウを継承するなどの取組を検討したいと考えました。
  • 地域の教育資源を一層学校に取り入れて学校の特色化を図りたいと考えました。





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