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2016/12/16

平成28年度 新任教頭研修(高等学校、特別支援学校)第4日

| by 栃木県総合教育センター
目  的管理職としての見識を深め教育理念を構築するとともに、教頭の職務を理解し、学校経営、学校教育管理、人事管理等に関する管理職としての基本的な資質・能力の向上を図る。
日  時平成28年11月15日(火) 9:30~16:00
対  象高等学校、特別支援学校の新任教頭
研修内容1 研究協議「学校組織マネジメント校内実践計画」
2 講話「人権教育の推進と教頭の役割」
3 講話「学校現場の危機管理
      ~保護者対応、事故発生時の対応のポイントなどを中心にして~」」
講  師国立大学法人千葉大学ジェネラルサポーター  星 幸広 氏
県教委事務局職員
研修の様子
研究協議「学校組織マネジメント校内実践計画」
講話「人権教育の推進と教頭の役割」
講話「学校現場の危機管理~保護者対応、事故発生時の対応のポイントなどを中心にして~」

研修評価・振り返りシートから
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満足度88.0%12.0%--


1 研究協議「学校組織マネジメント校内実践計画」

 【目標】
 学校組織マネジメント校内実践計画の発表を通して、校内においてマネジメントを進める上での課題や留意点を理解するとともに管理職としての在り方を考える。

【研究協議を通しての主な意見・感想】
  • 各学校の教頭先生方から出された共通する課題の一つに教職員の多忙感があげられました。肉体的にも精神的にも苦痛を感じている先生方がどこの学校においても見受けられるという現状を認識し、職場環境の改善、適切な励ましやアドバイスに心掛け、組織が円滑に動くように努力したいと思います。
  • 組織マネジメントを実践するためには、学科(縦)と学年(横)の連携を密にして情報の共有を促進させることがポイントだと感じています。取組を焦点化することで、強みを伸ばし、弱みを克服できるように取り組みたいと思います。
  • 校内実践計画を見直して、1年目に学校評価システムの改善策を明確にし、自校のミッションや目指す学校像、次年度の重点目標の案をまとめたいと思いました。校長の学校経営方針を十分確認し、周知していきたいと思いました。
2 講話「人権教育の推進と教頭の役割」 
【目標】
 本県の人権教育への取組とその課題について理解し、各学校の実態に合わせた教頭としての人権教育推進の在り方を確認する。

【講話を通しての主な意見・感想】
  • 障害者差別解消法など最新の情報を、自校の教職員に適切に伝えることで、正しい知識・情報に基づいた人権教育を展開していきたいと思います。
  • 「隠れたカリキュラム(ヒドゥンカリキュラム)」という言葉が印象に残りました。人権に配慮した校内環境であるかどうかを、再確認したいと思います。
  • 児童生徒の発達の段階、障害の状態に即した教育活動全体を通じて、社会生活を営む上で必要な人権に関する知識・技能・態度などを身に付けられるよう、改めて教職員にも周知、理解を図っていきたいと思います。
3 講話「学校現場の危機管理~保護者対応、事故発生時の対応のポイントなどを中心にして~」
【目標】
 危機管理の在り方を学ぶとともに、管理職としてどのように組織に働きかけるかなど、適切な対応の在り方について考える。

【講話を通しての主な意見・感想】
  • 教職員と生徒、保護者との信頼関係を保ち、地域から信頼を得ることは、問題が発生した際の円滑な対応につながると考えます。そのためにも、全教職員の危機管理意識の高揚に努め、共通理解の徹底を図りたいと思います。
  • 過去の事例等による判断だけでは、変わりゆく世の中に対応することは出来ず、我々自身も変化していかなければならないと痛感しました。また、法律についても、しっかり学ぼうと思いました。
  • 学校と教員を守るために、責任の所在を明確にしておくことの大切さを理解しました。謝罪の価値判断など、様々な場面において、「教頭は判断、校長は決断」という言葉にとても重みを感じました。





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