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2016/12/06

平成28年度 新任教頭研修(小学校、中学校)第4日

| by 栃木県総合教育センター
目  的管理職としての見識を深め教育理念を構築するとともに、教頭の職務を理解し、学校経営、学校教育管理、人事管理等に関する管理職としての基本的な資質・能力の向上を図る。
日  時平成28年11月15日(火) 9:30~16:00
対  象小・中学校の新任教頭
研修内容1 講話「特別支援教育における教頭の役割」
2 講話・演習「危機管理」
3 講話「学校現場の危機管理」
講  師国立大学法人千葉大学ジェネラルサポーター  星 幸広 氏
県教委事務局特別支援教育室職員
総合教育センター職員
研修の様子
説明「学力向上に向けた今後の対応について」講話「特別支援教育における教頭の役割」
講話・演習「危機管理」講話「学校現場の危機管理」

研修評価・振り返りシートから
0 研修の満足度、研修ニーズ
  ①満足度
 満足 
不満足
 
研修満足度73.4%25.9%0.7%-

 ②研修ニーズ

  • 危機管理
  • 情報管理
  • 学校関係法規
  • 教職員評価
  • 学校評価の分析と活用
  • 人材育成(OJT、コーチング)
  • 学力向上
  • 新学習指導要領に関する動向 など

1 講話「特別支援教育における教頭の役割」

 【研修の目標】
 特別支援教育に関わる校内体制づくりや関係機関との連携の在り方について理解する。

【校内支援体制づくりのために】
  • 今まで行ってきた様々な内容について「合理的配慮」の観点から整理するとともに個別の教育支援計画に記載し、「合理的配慮」の提供を行っていきたいと考えています。さらに、特別支援教育コーディネーターと連携し、組織的な対応をしていきたいと思います。
  • 現在、特別支援コーディネーターであり、若い職員が多いのでカンファレンスや普段の児童指導において特別支援の視点を入れた指導をするとともに、自分の勉強を続けようと思います。
2 講話・演習「危機管理」
【研修の目標】
 講話・演習を通して、危機管理の意義や危機管理体制の必要性について確認し、さらに、危機管理意識を高めるための方策を得る。

【講話・演習を通しての主な意見・感想】
  • 以前校内で緊急の対応が必要なことがあり、学年職員の役割分担や報告がうまくいかないことがあったので、シミュレーション演習の方法は参考になり、事前に危機対応を確認しておくことの必要性を実感しました。
  • マニュアルは、あること自体に強い意味があるのではなく、作成までの   議論や実践を通した見直しが大切であることを改めて感じました。マニュアルを読み合わせだけでなく、実際の状況に即して、自分で考える演習を1回でもやった方が先生方の意識は高まることを実感したので、ぜひ本日の演習を取り入れたいと思いました。
  • グループワーク研修やシミュレーション研修を通して、教員のアクティブラーニングを図ること、子ども自身の防衛力を高める視点での取組など大変参考になりました。
3 講話「学校現場の危機管理」 
【研修の目標】
 危機管理の在り方を学ぶとともに、管理職としてどのように組織に働きかけるかなど、適切な対応の在り方について考える。

【講話を通しての主な意見・感想】
  • 保護者と学校の役割について、再度考える必要があると感じました。また、組織におけるナンバーツーの在り方について勉強になりました。
  • 教頭の適切な判断力を身に付けるため、今日のような危機管理の基礎知識や心構えを日々、自ら養っていかなくてはならないと改めて実感しました。「忙しいは口に出さず、耐えて笑顔でいられる教頭」を目指し、精進していきたいと思いました。





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