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2016/07/05

平成28年度 新任教務主任研修(小学校、中学校)第1日

| by 栃木県総合教育センター
目  的学校教育の当面する課題と教務主任としての職務について理解を深め、教務主任としての資質の向上を図る。
日  時平成28年6月6日(月) 9:30~16:00
対  象小・中学校の新任教務主任
研修内容1 講話「教務主任の職務とその実際」
2 講話・演習「教務主任としてのマネジメント(1)~教務主任の役割~」
3 講話・演習「教務主任としてのマネジメント(2)~教育課程編成のポイント~」
講  師小・中学校教員
総合教育センター職員
研修の様子
講話「教務主任の職務とその実際」(小学校)講話「教務主任の職務とその実際」(中学校)
講話・演習「教務主任としてのマネジメント」

研修評価・振り返りシートから
0 研修の満足度
  ①満足度
 満足  不満足
 
研修満足度76.3%23.7%


1 講話「教務主任の職務とその実際」

【研修の目標】
 教務主任としての具体的な職務について理解し、実際の職務に生かしていくための見通しをもつ。

【今後の職務に生かしていきたいことについて】
  • 毎日のルーティンワークと先取りする長いスパンで考える仕事を自分の中でうまく消化して、仕事のペースを作っていきたいと思います。
  • 勤務校でも行事ごとに評価していますが、それを生かして実施後に計画を修正しておけば次年度にすぐ対応できるので、取り入れたいと思います。
  • 見通しを立てて、同僚とコミュニケートし、マネジメントするには時間が必要だと感じました。早めの行動を起こして、スムーズさを生み出したいと思います。
  • 様々な教育活動がスムーズに行えるよう、時には先頭に立って、時には潤滑油のように連絡・調整をしっかりしていきたいと思います。

2 講話・演習「教務主任としてのマネジメント(1)~教務主任の役割~」
【研修の目標】
 学校組織の特色を理解し、教務主任として果たすべき役割を考える。

【今後の職務に生かしていきたいことについて】
  • 学校組織を「マトリックス」と見立てたことが新鮮でした。縦と横の要となっているのが、まさしく教務主任であって、連絡・調整にもっと徹しなくてはいけないと思いました。
  • いわゆる「なべぶた型」と言われる学校組織が指導・助言の観点から見れば複雑なつながりを持っていることがポイントになると思いました。特に教務主任として、そのつながりの要となることが大切だと思いました。たて・よこの連絡・調整を密にし、教育活動がスムーズに展開できるように努めたいと思います。
  • ミッションという概念は持ち合わせていませんでした。連絡・調整の重要性は今までも認識していましたが、改めてその責任を感じました。校長の経営ビジョンを深く胸に刻み、よりよい教育課程の編成に生かしていきたいと思います。
  • 目標を共有することの大切さを改めて痛感しました。目指す方向性を共有し、一つ一つがそこに向かっているのかを常に意識しながら取り組んでいこうと思いました。

3 講話・演習「教務主任としてのマネジメント(2)~教育課程編成のポイント~」
【研修の目標】
 今後、学校が社会から期待される役割と、それを実現するための教育課程の在り方を理解し、自校の教育課程を充実・改善していくために教務主任として果たすべき役割を考える。

【今後の職務に生かしていきたいことについて】
  • 教育課程の編成作業が楽しみになってきました。自分の考えだけではなく、多くの先生方の声を盛り込み、本校の現状と未来を考えて編成していこうと思います。
  • 自由度の高い時間をいかに生かすかや、研究授業における話合いの仕方についての演習がとても参考になりました。目標やねらいをもつことが大切で、自分も含め、確認が必要だと感じました。
  • 全体の概要を見てから細部を見ることが大切だと思いました。「木を見て森を見ず」とならないように気をつけたいと思います。
  • そもそも何のためにその活動をするのかという目的を明確にすること、1時間の授業の目標や発問の大切さなどを、本校の先生方にしっかり伝えたいと思います。





14:26 | 専門研修1イ