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2016/11/17

平成28年度 新任教務主任研修(小・中学校)第2日

| by 栃木県総合教育センター
目  的学校教育の当面する課題と教務主任としての職務について理解を深め、教務主任としての資質の向上を図る。
日  時平成28年10月3日(月) 9:30~16:00
対  象小・中学校の新任教務主任
研修内容1 説明「教育関係法規」
2 研究協議「学校・管理運営上の諸問題と関係法規」
3 講話「今日的教育課題への対応」
講  師県教委事務局教職員課職員
県教委事務局学校教育課職員
研修の様子
説明「教育関係法規」
研究協議「学校管理・運営上の諸問題と関係法規」
研究協議「学校管理・運営上の諸問題と関係法規」
講話「今日的教育課題への対応」

研修評価・振り返りシートから
0 研修の満足度、研修ニーズ
  ①満足度
 満足 
不満足
 
研修満足度71.1%28.9%--

 ②研修ニーズ

  • 新学習指導要領への対応
  • 教育関係法規
  • 教務主任の実務 
  • 危機管理
  • 学力向上対策
  • 校務の効率化
  • 学校組織マネジメント 等

1 説明「教育関係法規」
2 研究協議「学校管理・運営上の諸問題と関係法規」

 【研修の目標】
 説明・研究協議を通して、教育関係法規について理解を深める。

【説明・研究協議を通して参考になったこと】
  • 課題について事前研究して班別協議を行ったので、法規や学校に関する諸問題への対応についてより深く掘り下げて協議することができました。
  • 一般的な事項についての法令上の根拠や説明は、書籍やインターネット等で調べれば分かるものですが、トラブル等への対応については、心情的な配慮もしながらケースバイケースで対応していかなければならないことなど、勉強になることが多くありました。
  • 諸法規が相互に補完し合って様々な事例を想定して作られていること、施行に当たっての責任の所在も明示されていることが確認できました。また、様々な事案への対応について、「前例」ではなく、まず、法規的にどのような根拠に基づいて考えるべきかを判断することの大切さを理解することができました。
  • 日頃から関係法規を意識し、疑問に感じたことは、その都度、根拠や事例に当たることを繰り返していくようにしたいと思います。
3 講話「今日的教育課題への対応」
【研修の目標】
 今日的な教育課題について理解を深め、次年度の教育課程の編成に生かしていくための手がかりを得る。

【次年度の教育課程の編成に当たって参考になったこと】
  • 様々な社会の変化をより深刻なものと捉え、そこから教育現場に求められている方向性を意識していくことは、今後の教育課程編成の上で、必要な視点があると思いました。学習指導要領の改訂が目前に迫る中で、自身もしっかり勉強して、その方向性や、在るべき姿を見取っていかなければと再確認しました。
  • 学力の落ち込みを真剣に考えていく教育課程の編成について検討したいと思います。例えば、学校行事は、教科の学習が嫌いな子を救うためのものではなく、教科等で培った基礎・基本や、思考力・判断力・表現力、そして主体的に取り組む態度を総合的に生かす場だと捉え、教育計画を立てたいと思います。
  • 「確かな学力の育成」が最も重要な課題であると思いました。言語活動の充実、振り返る活動の重視、学習評価の改善に当たって、自校の実態をしっかり把握して、次年度の教育課程編成の参考にしたいと思います。
  • 今日的教育課題、新しい学習指導要領の方向性、学力向上対策、道徳の教科化への対応などについての研修を計画的に組み入れる必要性を感じました。





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