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2016/09/26

平成28年度 新任係長級事務長研修(小学校、中学校)第2日

| by 栃木県総合教育センター
目  的係長級事務長としての職務・役割についての理解を深め、資質の向上を図る。
日  時平成28年7月4日(月) 9:30~16:00
対  象平成28年度新任係長級事務長
研修内容1 講話「新任事務長への期待」
2 講話「人権教育の推進」
3 講話「事務職員のためのメンタルヘルス」
4 講話・演習「学校組織マネジメントの理解と実践」
講  師医療関係者
県教委事務局総務課職員
総合教育センター職員
研修の様子
講話「新任事務長への期待」
講話「人権教育の推進」
講話「事務職員のためのメンタルヘルス」
講話・演習「学校組織マネジメントの理解と実践」

研修評価・振り返りシートから
0 研修の満足度

 満足 
不満足
 
研修満足度52.9%47.1%


1 講話「新任事務長への期待」

   【研修目標】
 今日の教育課題に対して事務長としてどう取り組むべきか、また事務長としてのあるべき姿やその責任について理解し、実践していこうとする意欲を高める。

  【講話を聞いての主な意見・感想】
  • 国や社会における教育の動向を踏まえ、学校のよりよい発展のために「チーム学校」として組織体制の充実を図り、情報の共有や業務の改善等を進めていくことが重要だと分かりました。
  • 「チームワーク」「ネットワーク」「フットワーク」の3つを重視するとともに、管理職、教員、地域、保護者等からの要求を理解した上で、専門性を発揮しながら課題の解決に取り組んでいきたいと思います。
  • 学校経営に関わる一人として、管理職との連携を図りながら積極的に職務に努め、次世代の育成に尽力したいと思います。

2 講話「人権教育の推進」

   【研修目標】
 学校における人権教育の推進について理解を深め、事務長として果たすべき役割や在り方を理解する。

  【講話を聞いての主な意見・感想】
  • 人権の尊重を念頭に置き、児童生徒や教職員にとって居心地のよい環境づくりに努めていきたいと思います。
  • 人権教育は学校の教育活動全体を通じて行うことであり、子どもを導く一人の大人として、自分自身も常に学び、人権感覚を磨く必要があると感じました。
  • 他人も自分も大切にするという意識をもって、児童生徒、保護者、地域の方、同僚等と温かな雰囲気で会話をしたり接したりする等、人間関係の構築を図りたいと思います。

3 講話「事務職員のためのメンタルヘルス」

   【研修目標】
 ストレスが心身に与える影響及びストレスや心の危機への対処法について理解する。

  【講話を聞いての主な意見・感想】
  • 学校で唯一の行政職員という立場での悩みやストレスを感じることはありますが、一人で抱え込まず、事務職員のネットワークで相談しながら、心身共に良好な状態で勤務したいと思います。
  • 自分自身がストレスと上手く向き合うだけではなく、事務長として、教育活動の円滑な推進のため、教職員のメンタルヘルスにも目を向け気を配っていきたいと思います。

4 講話・演習「学校組織マネジメントの理解と実践」

   【研修目標】
 学校組織マネジメントの意義や概要を理解する。また、組織の中で果たすべき事務長の役割や使命を考えることを通して、学校経営に積極的に参画しようとする意欲を高める。

  【講話・演習を通しての主な意見・感想】
  • 校長の学校経営の方針を理解した上で、自校の強み・弱みを考えながら学校課題の解決策を講じたり、教職員間の調整を行ったりするなど、自分ができる取組に努めたいです。
  • 学校教育目標を達成するために校長が事務職員に求めることを把握し、よりよい教育環境を整備できるよう財務の面から学校経営に積極的に参画していきたいと思います。
  • 少しでも子どもたちにとってよりよい教育環境となるように、日頃行っている業務の見直しや、実践した活動の振り返りが大切だということが分かりました。






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