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2016/09/05

平成28年度 新任係長級事務長研修(小・中学校)第1日

| by 栃木県総合教育センター
目  的係長級事務長としての職務・役割についての理解を深め、資質の向上を図る。
日  時平成28年6月7日(火) 9:30~16:00
対  象平成28年度新任係長級事務長
研修内容1 講話「本県の教育施策」
2 講話・演習「学校管理運営上の諸問題と教育関係法規」
3 講話「事務長の役割と責任」
4 研究協議「学校管理運営上の課題」
講  師公立中学校事務長
県教委事務局総務課職員
県教委事務局教職員課職員
研修の様子
講話「本県の教育施策」
講話・演習「学校管理運営上の諸問題と教育関係法規」
講話「事務長の役割と責任」
研究協議「学校管理運営上の課題」

研修評価・振り返りシートから
0 研修の満足度
  (1)満足度
 満足   
不満足
 
満足度76.5%23.5%


1 講話「本県の教育施策」

   【研修の目標】
 本県の教育施策について理解し、事務長として学校経営上で施策の具現化の意欲を高める。

  【講話を聞いての主な意見・感想】
  • 15の施策を改めて見直す機会となり、地域と連携して生徒を育てる理念がとても共感できました。地域には学校と生徒を好きになってほしいので、自分は事務職員として地域と学校をつなぐパイプ役になれたらと考えます。
  • 私たち事務職員は、日々の事務に対して教育的な視点から職務を見直すことが少ない気がします。今回の研修を機に、学校教育に携わる仕事として子どもたちの教育によい影響を与えられるよう意識をもって職務を見直していくとともに、カリキュラムマネジメントと事務職員とのかかわりについてさらに勉強していきたいと思いました。

2 講話・演習「学校管理運営上の諸問題と教育関係法規」
  【研修の目標】
 法規に基づいた学校管理運営上の諸問題への対応について再確認し、実践できる資質を高める。

  【今後の諸問題への対応や留意点について】
  • 法に基づいて様々な問題について対応していくことが大切であり、今後、「教育関係職員必携」や問答集などで知識を蓄積し、教職員に助言ができるよう心掛けたいと思います。
  • 学校の現場では、ケースバイケースの対応が求められます。対応一つ一つが生徒や職員の今後に大きく影響することを考え、管理職と相談しながら対応していきたいと思います。

3 講話「事務長の役割と責任」

  【研修の目標】
 事務長の役割と責任について理解し、自身の取組に生かせるようにする。

【講話を聞いての感想や参考になったこと】

  • 「チーム学校」として、これからの学校事務のあり方や教職員との協働の意識をもって職務にあたっていこうと思いました。
  • 「管理職・教員と対話し相互理解を図る」というお話が印象に残りました。学校教育目標の達成に向けて、会議などの場だけではなく、日常の中で対話を心掛けて相互理解を図り、コーチングやメンタルヘルスなどにつなげられればと思いました。
  • コーチング能力についての内容がとても参考になりました。共同実施内の新規採用職員へのアドバイスや指示する時に、コーチングの知識があると良いと感じました。

4 研究協議「学校管理運営上の課題」

  【研修の目標】
 職務上の課題解決や円滑な学校管理運営について情報交換したり、今後の方向性を互いに発表し合ったりすることで職務遂行の意欲を高める。

【研究協議を通しての主な意見・感想】

  • 若手事務職員の支援体制を整えるなどの課題も見据えつつ、職員に寄り添いながら、まずは職場の雰囲気作りをしていきたいと思います。
  • 同じ立場の事務職員との情報交換は、自分の職務を振り返ることができ、とても参考になりました。事務長としてリーダーシップを発揮できるよう意識をしっかりもって職務に取り組みたいと思いました。
  • 事務長として学校のため、子どものため、地域のためにできることを精一杯やっていきたいと思います。





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