研修報告 >> 記事詳細

2017/02/15

平成28年度 新任道徳教育推進教師等研修(小・中学校、特別支援学校) 

| by 栃木県総合教育センター
目  的道徳教育推進教師の職務・役割について理解を深め、道徳教育推進教師としての資質の向上を図る。
日  時平成29年1月30日(月) 9:30~16:00
対  象小・中学校、特別支援学校の新任道徳教育推進教師
研修内容1 講話「道徳教育の充実と支援体制の確立に向けて」
2 事例発表「道徳教育推進教師の職務と実際」
3 研究協議「教育活動全体で取り組む道徳教育について」
講  師聖徳大学大学院 教授 吉本 恒幸 氏 
小学校教員
中学校教員
教育事務所職員
県教委事務局学校教育課職員
研修の様子
講話
「道徳教育の充実と支援体制の確立に向けて」
事例発表
「道徳教育推進教師の職務と実際」(小学校)
事例発表
「道徳教育推進教師の職務と実際」(中学校)
研究協議
「教育活動全体で取り組む道徳教育について」

研修評価・振り返りシートから
0 研修の満足度
 満足
不満足
 
研修満足度75.9%24.1%--


1 講話「道徳教育の充実と支援体制の確立に向けて」

 【研修の目標】
 教育活動全体を通じて行う道徳教育の在り方について理解を深め、道徳教育の推進への見通しをもつことができる。

【主な意見・感想】
  • 学習指導要領改訂における変更点について、具体的に分かりやすく解説していただいたので理解を深めることができました。校内研修会を設けて、今回学んだことについて全教職員で共通理解を図り、道徳科の完全実施に向けて準備を進めていきたいと思います。
  • 年間指導計画の作成、教材の整備、教職員への情報提供、研修の充実、評価の在り方など、今後改善していかなければならない点が明確になりました。推進教師である自分が中心となって、全教職員で協力して道徳教育の充実に向けて努力していきたいと思います。
  • 道徳の授業について指導過程ごとに実践例を挙げながら、具体的に教えていただきました。道徳の授業の質を高めるためには、自己を見つめることや価値理解が重要であることを再確認しました。自分の授業を改善するとともに、本校教員の授業改善の支援をしていきたいと思います。
2 事例発表「道徳教育推進教師の職務と実際」
【研修の目標】
 推進教師としての職務について理解を深め、今後の取組に生かすことができる。

【主な意見・感想】
  • 道徳教育推進教師として、すぐに始められそうなこと、継続して取り組めそうなことが示され、自校に生かせる示唆を得ることができました。次年度の推進計画を作成し、道徳教育を学校全体で実践していこうと思います。
  • 全ての教職員が道徳への関心を高めていく中で、本校の実態に合わせて取り組めることを皆で話し合い、学校としての方向性を明確にしたいと思います。そして、一丸となって道徳教育を推進していくために、校内の指導体制を整備したいと思います。
  • 地域学校園で道徳教育を進めていることがとても参考になりました。義務教育9年間の成長を見通して小・中学校が力を合わせて取り組んでいくことによって、道徳教育の更なる充実が図れると思いました。
3 研究協議「教育活動全体で取り組む道徳教育について」 
【研修の目標】
 研究協議を通して、自校の実践の課題を明らかにし、次年度へ向けての改善策を検討する。

【次年度に向けて取り組みたいこと】
  • 学年だよりでの保護者への啓発
  • 道徳に関する校内研修の計画、実施
  • 年間指導計画の見直し
  • 組織で取り組むための校内協力体制づくり
  • 「わたしたちの道徳」「ふるさととちぎの心」活用
  • ミニ研修会の実施
  • 義務教育9年間を見通した指導の充実





16:16 | 専門研修1イ