日誌

上三川高校図書館より

上三川高校図書館より

 

生徒の皆さんへ

 

 新型コロナウイルス感染症流行の影響により、突然休校になって、はや1ヶ月半。

皆さんの姿がない上三川高校図書館は、とても寂しい雰囲気になっています。やはり、上高図書館は皆さんあっての図書館なのだと思います。皆さんも登校できないことで不安感を募らせているのではないでしょうか。何をして良いかわからない、なんとなく携帯を眺めてしまう…といった声も学校に届いています。

 でも、そんな時こそ読書です!

 テレビをつけてもコロナのニュースばかり。正しい情報を得て、正しく恐れることは大切です。ただ、そんなことばかりでは気持ちがふさいでしまうばかり。外に出られなくても、本を開いて心を解き放つことで、皆さんの前には無限の世界が広がっていきます。部屋の中でじっと動かずにいると体も強ばってしまいますね。心も同じ。本を手にとって、気持ちをほぐしていきましょう。

 皆さんがまた安心安全に学校に通えて、図書館のドアを開け、思い思いに過ごす姿を見られる日が、1日も早く訪れますように。あなたたちに会える日を楽しみに待っています。

 

 

 

保護者の皆様へ

 

 お子様が本を探す時の手がかりとなるよう、本校図書館便り、教員おすすめ本の紹介の再録を本校HPにアップしていく予定です。ご参考になれば幸いです。

 お子様が本を読みたくても、本がすぐ手に入らない状況かと思われます。

 電子書籍やオンライン上で楽しめる読み物コンテンツなどは各社・団体に多様なものがあり活用できますが、生徒がそれらを楽しむには多くの場合、保護者の手助けが必要です。保護者による内容の確認や、使用についての適切な指導・助言、不適切なコンテンツから子どもを守る設定等をお願いいたします。

 お手元にある本をすべて読んでしまった。そんなときは、読みかえして感想をメモしたり、内容を簡単に記録する取組みをおすすめします。進路活動においても読書の記録は大きな役割を持つものと考えられています。

 お忙しいと存じますが、大人と同じ本を読んで感想を語り合うことを、子どもたちは喜びます。ぜひ、この機会に読書をご家族のコミュニケーションのツールとして取り入れて、大人の助言を授けていただければと思います。

  大変な状況ですが、子どもたちと保護者の皆さんが本の力で元気になることを願っております。