各学科の活動

建設工学科3年土木コース「ピザ窯製作」

ものづくり実習「ピザ窯製作」

 建設工学科3年土木コースの最後の実習として”ピザ窯”を製作しました。これまで学んだコンクリート練り混ぜ、コンクリート型枠づくりの技術・技能の実践と現場作業の応用とし、コンクリートブロック積みや水平の取り方など新たな技術・技能を習得を目的としました。
 これまで建設工学科では2基のピサ窯を製作してきました。これまでのピザ窯は、耐火ブロックを積んだ「アーチ型」の窯でしたが、今回は型枠の上に耐火モルタルを塗る「ドーム型」のピサ窯に挑戦しました。
 製作は、①基礎の掘削・整地、②ブロック積み、③焼き床づくり、④型枠づくり、⑤コンクリート塗り、⑥型枠の取り除き(焼却)の流れで行いました。完成後、1月24日(木)に試運転を行い、無事にピザを焼くことができました。
この製作を通し”ものづくりの楽しさ”や”仲間と一つのものを作る達成感”を体験できました。
 三年生はもうすぐ卒業です。多くの生徒が建設系の仕事に就きます。今回体験した気持ちを忘れずに、社会に貢献できる技術者になってもらいたいです。