高校生未来の職業人育成事業
活動テーマ 将来の建設技術者としてできる地域貢献活動
高校生未来の職業人育成事業

実践内容

令和3年度高校生未来の職業人育成事業

令和3年度 高校生未来の職業人育成事業
~ものづくり体験「竹明かりづくり」~


 令和3年度 高校生未来の職業人育成事業では地域の子ども達に向けてものづくりの楽しさを伝える活動を行いました。ものづくりの課題として「竹明かり」の作成を行いました。今年度も 株式会社 生駒組 に協力いただき活動に取り組みました。

1日目 事業打合せおよび試作

 2日目のものづくり体験の打合せと竹明かりの試作を行いました。小学生が体験する上での心配な点などを製作を通して話し合いました。

 

2日目 ものづくり体験
 12月25日(土)に地域の小学生等が9名参加しものづくり体験を実施しました。はじめてのインパクドライバーを使う子ども達ばかりで、保護者や本校の生徒と一緒にひとつのものづくりに取り組みました。
 子ども達も楽しくなり2つ竹明かりを製作する子どもおり、盛大に開催することができました。本校生とも子ども達に教える体験を通して非常に良い体験ができました。

 
 

3日目 ふり返り
 2日目のものづくり体験についてふり返りを行いました。生徒からは、来年度は夏休み中に実施しもっと多くの小学生に参加してもらいたいや大きな竹明かりを作りたいなどの意見があげられました。
 

高校生未来の職業人育成事業(第3回)振り返り

 第3回 高校生未来の職業人育成事業の振り返り

 高校生未来の職業人育成事業で実施した西那須野中学校テニスコート排水工事の振り返りを11月16日(月)に行いました。
 はじめに各自で今回の活動についてまとめを行いました。その後、代表者数名が全体で発表を行いました。
 生徒は実際に施工するなかで課題解決能力を身に付けるとともに、建設業の“地域の担い手”として自らの役割を認識しました。

【生徒から出た意見】
・手掘りの掘削では、玉石が多く、またコンクリートの塊が露出し掘削に非常に苦労しました。
・プレートの操作が難しく上手くいかなかった。
・U字構の敷設の際に水平をとるのが非常に難しかった。
・普段の実習ではできない貴重な体験でした。
・達成感があり、頑張った甲斐がありました。 など

 生徒にとって非常に良い体験ができ、職業観の育成にも繋がりました。

 

 

高校生未来の職業人育成事業(第2回)U字構敷設工事

第2回 U字構敷設工事
 
 11月12日(木)に建設工学科2年生土木コース22名が、地元の西那須野中学校に出向き、高校で学んだ建設の知識や技術・技能を地域の技術者の指導の下で地域に還元しました。

作業手順は以下の通りです。

  ① 掘削および深さ調整
  ② 砕石の敷き均しおよび転圧
  ③ U字構敷設
  ④ 埋め戻し
  ⑤ 仕上げ
 掘削は手掘りで長さ 6. 2 m、深さ 35 cmを行いました。途中、大きな玉石やコンクリートの塊などがあり、苦労しました。その後、プレートによる転圧を行い、高さと方法を合わせながらU字構を敷設しました。初めての作業で戸惑っていましたが、自ら作業を進めることで達成感を味わえました。

 

 

 

 

高校生未来の職業人育成事業(第1回)ミーティング

第1回 ミーティング

 11月5日(木)建設工学科2年生土木コース22名が、高校生未来の職業人育成事業を実施するにあたりミーティングを行いました。
 今回の事業は西那須野中学校側からの改善要望案から、予算や施工時間などを考慮し解決可能な課題について企業技術者と話し合いながら検討しました。
 
西那須野中学校では、雨水が中学校南側にあるグラウンドより一段下がったテニスコートに流れてしまい、なかなかコートの水がひかないという問題があり、排水をどうにかしてもらいたいという要望がありました。
 そこで、地元の建設会社 株式会社 生駒組 様の協力を得て排水方法について検討しました。今回は、時間的制約と予算を考え、排水パイプまでの 6.2 mにU字構を敷設することに決まりました。