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関東高校選抜フェンシング大会大会結果報告

投稿日時: 01/23 部活顧問

 令和6年1月19日(金)~21日(日)に、日環アリーナ栃木にて令和5年度第43回関東高校選抜

フェンシング大会が行われました。

 本校は、女子フルーレ学校対抗戦に名淵・大島・工藤の3名で出場して参りました。

 1回戦、強豪の埼玉栄高校(埼玉県)と対戦し、善戦するも32-45で敗退、敗者復活戦に回ることになりました。

 敗者復活1回戦、何とか気持ちを切り替え、水戸女子高校(茨城県)と対戦し、45-24で勝利しました。

 敗者復活2回戦、この試合で勝利すれば全国選抜大会への切符が手に入る重要な試合です。相手は強豪の沼田女子高校(群馬県)。序盤リードを許す展開となり、暗雲が立ち込める中、名淵が相手に臆することなく積極的に攻め続け、途中逆転しました。しかし、相手も強豪。作戦を変えられ、また逆転を許す展開となりました。大島・工藤も何とか食らいつき、最終試合で40-38で名淵と相手のエースと戦うことになりました。45点を先取すれば勝利が決まる中、相手のエースの動きに翻弄され、先に44点を取られ、43-44であと1点取られると敗退が決まる危機的状況となりました。絶対に全国に行きたい!皆の思いが名淵を突き動かし、泥臭く1点をもぎ取り、44-44。1点を取るか取られるかで勝敗が決まる場面。会場中が固唾を吞む中、名淵が相手の懐に飛び込み、ランプが光ったのは、栃商。45-44で勝利を収めました。会場中が拍手に包まれました。全国選抜出場決定!抱き合いながら喜ぶ選手たち、声が枯れるくらい大きな声で応援し、泣きながら喜びの輪に入る部員。青春を感じた、また部活動をやって良かったと心から思えた瞬間だったと思います。

 3・4位決定戦。1回戦で対戦した埼玉栄と再戦しました。前の試合で全てを出し尽くしたのか、27-45で敗退し、4位入賞という結果になりました。

 選手の顔は晴れやかで、今まで練習してきたことは無駄ではなかったという安堵の表情を浮かべていました。表彰式では、会場中に栃木商業高校の名が呼ばれ、生徒も、応援にきていた保護者の方々も大変喜んでいました。生徒と一緒に勝つ喜びを味わいたい。私の目標も一つ達成できたのではないかと思います。

 全国選抜大会は、3月19日(火)から長崎県島原市で行われます。全国から強豪が集まってくるので、今大会で出た反省点を次に全国選抜大会で必ず活かせるよう、精進していきたいと思います。今後とも栃商フェンシング部への応援よろしくお願いします。