平成23年度 第2期「とちぎの教育未来塾」 実施報告 第8回
第8回 (2月4日)
講座「道徳の時間の授業の在り方」
講話の様子 |
- 受講後のアンケートから
- 道徳の授業は、子どもたちに気づいてほしいことや一緒に考えたいことなど、ねらいをはっきりさせることが重要であるということを改めて感じました。授業を考えるときに、ねらいを自分の中でもしっかり明確にして行っていきたいと思いました。(現職)
- 子どもの意見の引き出し方、深め方は教師の発問の仕方や反応の仕方にかかっていることを改めて実感しました。自分はまだまだ未熟な部分が多いので、教材研究をしたり、先輩方のアドバイスを求めたり、研修会へ参加したりして、力量を上げていきたいです。(現職)
- 今まで自分がやりがちだった道徳は、まさにあらすじを追うものでした。他の教科に比べ、教材研究にかける時間も少なかったことを反省します。ねらいをはっきりさせ、じっくり子どもたちに考えさせたいと思いました。(現職)
- 子どもにともに考えてほしいこと、気づいてほしいことを明確にして、方向性を定めておくことや、その資料から感じるであろう子どもの気持ちを予想しておくことの重要性が改めて分かりました。そして、資料を利用しつつ、そこから抜け出してどう自分の生活に引き付けさせていけるかというところは、教師の力量にかかっていると感じました。(学生等)
- ねらいをしっかりともち、授業を行っていくことが大切だということが分かりました。また、子どもたちの立場に立ち、出てくる意見などを予想し、発問などをすることが大切だということが分かりました。(学生等)
講座「道徳の時間の授業の実際」
学習指導案の検討の様子 |
模擬授業の様子 |
- 受講後のアンケートから
- 私は、道徳の授業が苦手だと感じていました。今日、班で展開例を考え、実際に模擬授業を行ったり、他の班の授業を見せていただいたりして、子どもたちにどんなことを考えさせたいか、気づいてほしいかというねらいを明確にすることや、発問の仕方、導入の仕方など、いろいろなことを学ぶことができました。また、指導主事の先生のお話を聞いて、たくさん意見を出すことだけが重要なのではなく、出た意見を深めることもとても大切であるということを学びました。これからの授業に生かしていきたいと思いました。(現職)
- 演習をしてみて、道徳の授業の楽しさが分かったような気がします。小学生の頃は道徳が大好きだったことも思い出しました。教材研究をし、自分なりの授業の組み立てができる点では、他の教科とそう変わりはなく、いろいろな意見が引き出せる点では道徳はとてもよいと思いました。(現職)
- 模擬授業をやらせていただきました。生徒にどれだけ気づかせて、その考え一つ一つをどれだけクラスで共有できるか、どうつないでいくか、教師の意図の押し付けで終わらないよう工夫するかなどの難しさを実感することができました。他の班の授業からも、導入で身近なものから入っていくことで、生徒の興味・関心が喚起できることがよく分かりました。(学生等)
- 実際に模擬授業について考えると、「何を子どもに気付かせたいのか」「そのためにはどのような発問をすればいいのか」などといったことを考えるのが難しかったです。教師自身がその内容について明確なねらいをもち、そのための教材研究を念入りに行うことの重要性を強く感じました。(学生等)