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研修

  • 令和3(2021)年度 合同研修〔幼小〕


幼児期の教育と小学校教育の円滑な接続を目指して、幼・こ・保・小・義の教職員が子どもの育ちを共有し、接続期の教育を充実させるための資質・能力を養う。

(那須・安足) 令和3年10月22日(金)13:30~16:00 各学校等
(上都賀・下都賀) 令和3年11月 5日(金)13:30~16:00 各学校等
(河内・芳賀・塩谷南那須) 令和3年11月15日(月)13:30~16:00 各学校等

幼稚園、認定こども園、保育所:年長担当者 等
小学校、義務教育学校:教員



講  話「子どもの育ちと学びをつなぐために~指導要録を生かして~」
協  議「一人一人が自分らしさを発揮し、生き生きと学ぶための指導の在り方を考えよう」

幼児教育センター職員 教育事務所職員













0 本日の研修は、今後の職務に生かせる内容でしたか。
  そう思う   そう思わない
  未回答
満足度・活用度 17 81.0% 4 19.0% 0 0.0% 0 0.0% 0
36 92.3% 3 7.7% 0 0.0% 0 0.0% 0
71 87.7% 10 12.3% 0 0.0% 0 0.0% 0
207 85.5% 33 13.6% 0 0.0% 2 0.8% 0
331 86.4% 50 13.1% 0 0.0% 2 0.5% 0

★研修者の声
 【幼稚園・こども園・保育所】
  • 円滑な接続のために、幼小で意見交換ができる機会を増やすべきだと感じた。卒園児の様子を伺ったり、年長児が小学校を見学したりするなど、交流を深める機会があるとより育ちをつないでいけると思った。
  • カリキュラムを見直してみると、クラス全体のことばかり考えがちだった。個々にも注目し、それぞれのよさを伸ばしていける保育をしていきたい。
  • 要録の作成では、今までその子の特徴を並べている部分が多かったことに気付いた。変容・良さ・課題等、引き継がれる側が受け取りやすくなるように作成することが子どもたちにとって大切であることがよくわかった。
  • これまで書いていた要録が、小学校の先生が生かせる記録・内容になっていたか不安になった。今後は、子どもたちへの指導が幼稚園から小学校へつながっていくように書いていきたい。
  • 一人一人の子に必要な経験を捉えて保育ができているか、自園のカリキュラムを見直すことができた。今後は、園全体でカリキュラムを見直していきたい。
  • 小学校の先生とはなかなか話す機会がなく、このような研修で小学校の先生の意見を聞くことができ、とても参考になった。このような機会を増やしていきたい。
  • 一人一人にあった保育とは何か、また、要録を生かしてもらうためにはどんなことに気を付けたらよいかと考える機会となった。子どもたちがそれぞれのよさを発揮しながら生活できるよう、園全体で保育の在り方を見直し子どもの理解を深められるようにしたい。
  • 要録は、書く方も読む方も大変だと思うが、小学校で実際に要録を読んで学びに生かしていただいていることが分かり安心した。要録を書く際のポイントも学べたので、今年度から実践していきた。
  • 一人一人の育ちを踏まえ、その子に必要な経験をさせられるような保育を心がけていきたい。
  • 要録について幼小両方からの視点で実態を知ることができたので、要録を書く側も小学校で生かせるような書き方を心がけようと思った。
  • これまで指導要録にはその子の良さよりも課題を多く書いていたように思う。小学校でもその子らしさを発揮できるように、その子の素敵な面や活躍できそうな面、小学校の先生方がその子に出会うのを楽しみにできるような内容を書くことが大切だと感じた。
  • 就学に向けて、どこまでできればよいのか・・・と考えがちであったが、一人一人のよさや持ち味を生かし、その子らしく生活できるよう援助していきたい。
  • これまでの保育では小学校との接続を意識せずに行っていたことも多かったが、小学校での生活や学習をもっと意識した保育を展開していくべきだと実感した。
 【小学校】
  • カリキュラムを見直してみると、児童にとって楽しい活動や無理のない活動については考えられているが、個々の児童の得意分野を発揮する機会は作られていないことに気付いた。全体指導に重点が置かれているので、個々を生かす視点をもって次年度のカリキュラムに生かしていきたい。
  • 小学校に入学し、新しい環境になることで要録とは異なった姿が見られることもあるが、否定的に見るのではなく、肯定的に受け止めていきたいと思う。
  • 遊びや生活を通していろいろと学んできた一年生にとっては、生活科や休み時間もとても大事な時間だと改めて感じた。
  • 4月の時点では、幼保とのつながりを意識していたものの、11月となった今、そのことが頭から抜け落ちて一年生の指導をしていた。指導に課題がある時などは、接続期に立ち返り、指導を見直していきたいと思った。
  • 一年生だから何も分からない、手取り足取り教えてあげなくてはと思いがちだが、幼稚園や保育園で培ってきた能力や自信をさらに伸ばせるように関わっていかなくてはならないと改めて感じた。
  • 一人一人の育ちを踏まえた指導をするために、要録を見て情報を得たり、園に連絡をとって情報共有したりすることが大切だと思った。
  • 児童が幼児期に培ってきた力を生かして小学校生活をスタートできるように、一人一人の気持ちや思いに寄り添い、自信をもって活動に取り組むことができるように支援することが大切だと思う。教師が意識することで、幼小の段差は小さくできると思う。
  • スタートカリキュラムについて、「教える」という意識が強かったので、これからは、「子どもたち一人一人の経験を生かす」という視点を加えたいと思う。
  • 要録に目を通すのは、一度きりにせず、たまに見返してみるとその子の成長を確かめることができるのではないかと思った。幼児期に得意だったことやできるようになってきたことを引き継ぎ、小学校での指導に生かすことが大切だと思った。
  • どうしても早く学校に慣れさせなきゃという思いから、教え込みのところもあったことに気付いた。入学前に育まれた力をもっと大切にしなくてはと思った。
  • スタートカリキュラムの在り方を含め、「育ちがつながる」支援をしていく必要があると痛感した。要録を複数人で読み合うなどの時間を設け、接続期の教育を充実させていきたい。
  • 要録の大切さを学校全体にできるだけ早めに周知する必要があると感じた。要録を共有して、多様な視点から指導方法を考えたいと思う。
  • スタートカリキュラムについて、学校全体で話合いの機会を設け、カリキュラムを作っていくことが大切だと感じた。また、幼稚園や保育所へ訪問したり交流したりしたいと思う。
  • これまで、できるようになるための近道ばかり探していた気がするが、幼児期に学んできたことや培ってきたこと、得意なことをもっともっと生かしていきたい。

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