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研修

  • 令和3(2021)年度 幼小連携推進者養成研修 第2日


幼小接続期の保育・授業を実際に参観・体験することを通して、子どもの発達を理解し、幼小連携の推進者に求められる資質の向上を図る。

令和3年6月21日(月) 13:30~16:00

市町教育委員会、保育主管課により選定された幼稚園、幼保連携型認定こども園、保育所、小学校、義務教育学校の教職員 40名(幼・こ・保20名、小・義20名)



授業映像視聴(第1学年生活科)
協議「テーマから見た入学当初の教育とは」

県総合教育センター幼児教育部・県幼児教育センター職員




授業映像視聴(第1学年生活科)活動名「せわをしよう」
授業映像視聴(第1学年生活科)活動名「せわをしよう」














0 本日の研修は、今後の職務に生かせる内容でしたか。
  そう思う   そう思わない
  未回答
満足度・活用度 4(80.0%) 1(20.0%) 0 0 0
1(25.0%) 3(75.0%) 0 0 0
8(72.7%) 3(27.3%) 0 0 0
15(75.0%) 5(25.0%) 0 0 0
28(70.0%) 12(30.0%) 0 0 0


1 講話・協議「幼小接続における現状と課題~ジョイントカリキュラムの作成に向けて~」
【研修目標】
 小学校入門期の授業の様子や子どもの姿を知り、設定したテーマを視点としたジョイントカリキュラムの作成に生かすことで、接続期に大切にしたいことの考えを深める。

★研修者の声
【幼稚園・こども園・保育所】
  • 授業映像から、小学校の学習の内容や、活動の切り替えの場面を見ることができ、幼小連携のイメージをもつことができた。
  • ジョイントカリキュラムの作成過程で、幼児期から小学校への段階的成長が見えてきたような気がする。今後も話合いを通して、幼児期に大切にしたいことを考えていきたい。
  • 年長児の姿と比べ、相手に的確に質問ができるようになっていたり、絵を描く際に互いに助言し合っていたりと、就学以降の育ちが具体的に見えて興味深かった。
  • 小学校での授業の様子を見ることで、発表したり考えたりする力が幼児と比べてとても成長していると感じた。今後の小学校就学へ向けて、聞く力や話す力が備わるよう子どもたちに指導していきたいと思う。
  • 入学まもない小学校の子どもたちと先生との関わりを見て、思っていたよりも幼児期の保育に近いことが多く、先生も一人一人丁寧に関わってくれていたことに安心した。
  • 卒園して2ヶ月の子どもたちが、自分たちで考えて行動している姿や、周りの子どもたちの意見を聞いて色々なことに気付いていく姿があり、驚いた。


【小学校】
  • 幼児期の子どもたちよりも一年生ははるかに成長していることに驚いた。自己発信するだけでなく、友達の意見も聞けるようになるというのはとても難しいことなのだと感じた。
  • 授業の動画を見て、視点を絞ってみるだけで今までの参観ではなかった気付きをすることができた。また、幼児期を担当する先生が動画を見て感じたことを聞くことで、自分一人では気付かなかったことに気付けた。
  • 授業の流れや観察の視点を示すこと、「全部できなくても大丈夫」という教師の声かけ、また、ワークシートを自分に合った方を選べるようになっていたところなどが、諦めずにやりきることにもつながっていると感じた。
  • 幼児期を担当する先生から、結果だけでなくプロセスを認めるということの大切さを教えて頂き、このことは小学校でも実践していけることだと改めて感じた。
  • 幼児期の園生活では、自分の考えを自由に話すことが多いと聞いた。小学校では手を挙げて発表をするので、この時期の1年生にとっては、とても頑張っていることなのだと気付いた。
  • 授業では子どもたちの考えを大切にしていると感じた。やってみたいことに対して、成功が一番なのではなく、子どもたちが粘り強く考えた結果うまくいくということが大切なのだと思った。
  • 「思いや考えを伝え合う」のテーマのもと、映像を視聴した。6月の初めの時期でペアの話合いが上手にできていたことに驚いた。安心して伝えられる環境づくりができているのだと感じた。



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