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研修

  • 令和4(2022)年度 トップセミナーⅠ〔教育〕


幼児教育の原理や内容についての理解を深め、幼児教育の基本を踏まえた教育課程等の編成・運用に資する能力の向上を図る。

令和 4年 9月20日(火) 13:30~16:00  オンラインによる実施

幼稚園長、幼保連携型認定こども園長、保育所長、小学校長、義務教育学校長、特別支援学校長 等



講話「学びの基盤としての幼児教育:小学校への架け橋期を見通す」

白梅学園大学名誉教授 無藤 隆 先生








○ 本日の研修は、今後の職務に生かせる内容でしたか。
  そう思う   そう思わない
  未回答
満足度・活用度 12(92.3%) 1(7.7%) 0(0%) 0(0%) 0
22(78.6%) 6(21.4%) 0(0%) 0(0%) 0
12(70.6%) 5(29.4%) 0(0%) 0(0%) 0
11(78.6%) 3(21.4%) 0(0%) 0(0%) 0
全体 57(79.2%) 15(20.8%) 0(0%) 0(0%) 0


1 講話「学びの基盤としての幼児教育:小学校への架け橋期を見通す」

【研修目標】
 幼小の連携・接続に関する国の最新の動向について知り、自園・自校の教育活動に生かす見通しをもつ。

★研修者の声
  • 小学校教育は幼児教育の延長上にあるということの認識ができた。幼児教育について、子どもたちがどのような学びをしてきたのかもっと知る必要があると思った。
  • 本校の職員にまず伝達したい。そして、架け橋プログラムについてもう一度よく勉強し、教育課程に取り込んでいきたい。
  • 1年生の学校生活のスタートは、子どもに聞きながら学ぶ姿勢を重視したい。スタートカリキュラムの重点化を図る視点は、学校経営の重点化の具体策として今年度末に向けて取り組んでいきたい。
  • スタートカリキュラムは作成しているものの、10の姿をもう少し意識したものにしたい。「つながり」「つなぎ」を大切にしていきたい。
  • 本校にあるスタートカリキュラムが、有効に活用できたと実感できるものになっていない。その背景には、10の姿が具体的にイメージできていないこともあると、本研修で感じた。今後は、10の姿を意識して、幼小接続の結節点を明確にしていきたい。
  • 架け橋プログラム等について、まずは日々保育にあたる職員への周知を図っていきたい。さらに、小学校ともそれぞれの取組について情報交換するなど、連携を図りたい。
  • 新しい保育、教育に大変希望がもてる。子どもたちの声を保育に積極的に取り入れ、日々の保育や行事の形も変えていかなければいけないと感じた。子どもたちの声ほど素晴らしい保育の道しるべはないということと改めて実感した。
  • 子ども主体の保育を実践するための、一人一人の思いや声を大切に保育に取り組むことの重要性が再認識できた。しかし、主体がまだまだ先生である場面も多くあるため、園内における保育改革をより進めていく必要があると強く感じている。
  • 小学校との接続については、5歳児担任だけでなく、園全体のこととして、0歳児からのつながりを大切にしながらカリキュラムの見直しをしていきたい。学校種は違っても、子どもたちを育てる場として、幼稚園や小学校が子どものことを中心にして話し合える機会がたくさんあると嬉しい。
  • 園での経験・活動が子どもたちの成長にどのように反映されているのか、小学校に伝える説明責任を果たせるように努めていきたい。
  • 幼児教育と小学校教育の接続が進化していることを知った。架け橋プログラムでは、私たち保育士は小学校につながる主体的・対話的で深い学びを経験できるような保育を、小学校では幼児教育を基に1年生の活動がより充実したものになるような授業を、と、互いが深めていける存在になることが大切だと感じた。



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