目
的 |
幼小の教育活動や指導方法の違いを深く理解した上で、幼小の円滑な接続の重要性や接続期のカリキュラムの充実について指導的な役割を担える人材の育成を図る。
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日
時 |
令和 7年 6月17日(火) 12:50~16:00
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対
象 |
市町教育委員会、保育主管課により選定された幼稚園、幼保連携型認定こども園、保育所、小学校、義務教育学校の教職員 12名(幼・こ・保6名、小・義6名)
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研
修
内
容 |
授業参観「児童期の教育」(第1学年生活科)
協 議「入学当初の教育とは」
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講
師 |
小山市立間々田小学校 教諭 長谷部 健太 先生
県総合教育センター幼児教育部・県幼児教育センター職員
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研
修
の
様
子 |
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研
修
評
価
・
振
り
返
り
シ
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ト
か
ら |
〇本日の研修は、御自身のキャリアステージに応じた資質・能力の向上に役立つ内容でしたか。
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そう思う
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そう思わない
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1
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2
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3
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4
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幼 |
5( 83.3%) |
1( 16.7%) |
0(0%) |
0(0%) |
小 |
6(100.0%) |
0(0%) |
0(0%) |
0(0%) |
全体 |
11( 91.7%) |
1( 8.3%) |
0(0%) |
0(0%) |
〇研修者の声
【幼児教育施設】
- 学校探検では1年生の実際の姿を見ることができ、いろいろなことに気付き、友達と関わっている子どもたちの姿が見られてよかった。その後の話合いの時間まで見たいと思った。ジョイントカリキュラムの作成で目指す姿を決めたことで、何をすればよいのかを明確にすることができた。明日から、目指す姿を念頭におきながら子どもたちと関わっていきたい。
- 1年生担任の先生が、入学当初にどんな所に配慮して関わろうとしているか、どんなところが難しい(課題である)と感じているか等、実際に聞くことができたのがよかった。また、子どもの姿を実際に見ることで、身に付いているとよいと感じる点や育てたい力が、よりイメージしやすくなった。
- 考えがまとまらなかったが、テーマを視点に内面の育ちについて深く考えることができた。
- 子どもたちのやり取りを聞きながら一緒に学校内をまわることで、子どもの視点や友達との関わりなどを見ることができ、楽しい時間だった。また、活動の意図やそのために必要な力などを考えることができ、園で大切にしていくことも考えることができた。
- 初めて小学校を見学した。子どもたちがいきいきと質問したり自分の考えを友達に伝えたりする姿があり、子どもの思いに丁寧に関わっている先生方がいて、とても参考になった。
- 実際に授業の様子を参観し、子どもたちのやりとりや先生の働きかけ等を見ることができ、参考になった。
【小学校】
- 自分たちが決めたテーマの観点から授業参観をし、一緒に取り組む保育所の先生と話をすることができ、大変勉強になった。後半の協議では、様々な観点を提案されたが自分の考えがまとまらなかった。今後、ジョイントカリキュラムの作成を二人で進めていくための視点のヒントとして、内面的な育ちについてもう少ししっかりと考えていきたいと思った。
- 園の先生と一緒に児童を観察する中で、様々な視点を共有することができた。
- 6月の段階での1年生の成長の様子、友達とどのくらい関われるのかを再確認することができた。目指す姿を明確にすることで、活動や大切にしたい子どもの姿が見えてきた。例えば水遊びなど同じ活動でも、発達年齢によって目指すゴールまでの取り組ませ方が違うことを実感することができた。
- 一つの班に密着して子どもの姿を参観することで、1年生の視点で学校施設や同じ班の友達を見るということができた。子どもたちの興味・関心や実態を知るよい機会になった。
- 内面の育ちについて指導主事や保育士の先生と話すことで、目に見えない姿を考えることの大切さに改めて気付くことができた。これからも子どもたち一人一人の実態把握に努め、内面の育ちを大切にしながら指導支援をしていきたいと思う。
- 昨年度1年担任をしていたことをつい昨日のことのように思い出せると考えていたが、間々田小の授業を参観し、多くのことを忘れていることに気付いた。児童同士の対話に目を向けて参観を行ったが、どの児童も量に差はあれど、会話の中で「気付き」を生んでいることを見取ることができた。こども園との連携を考えたときに、グループでの活動など対話的な学びの環境を準備することが有効なのではないかと考える。その検証のために、こども園との実践を進めていきたい。
- 園の先生と話すことで、イメージを膨らませることができた。雑談の中で、自分自身の子どもの様子を伝え、園での関わり方や大事にしていること等を聞くことができ、それを受けて小学校教育(一年生入学当初)を見据えることもできた。ジョイントカリキュラム作成だけではなく、今のクラスの子どもたちとの関わり方など考えさせられる研修となった。
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