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研修

  • 令和7(2025)年度 幼小接続推進者研修 第4日


幼小の教育活動や指導方法の違いを深く理解した上で、幼小の円滑な接続の重要性や接続期のカリキュラムの充実について指導的な役割を担える人材の育成を図る。

令和 7年 10月23日(木) 9:30~16:00

市町教育委員会、保育主管課により選定された幼稚園、幼保連携型認定こども園、保育所、小学校、義務教育学校の教職員 12名(幼・こ・保6名、小・義6名)



 保育参観「幼児期の教育」
 協  議「年長後半の教育とは」
 協  議「ジョイントカリキュラムの完成に向けて」
 協  議「幼小接続推進者としての今後の実践のために」

宇都宮大学共同教育学部附属幼稚園 教諭 宇賀神 由美 先生
県総合教育センター幼児教育部・県幼児教育センター職員


















〇 本日の研修は、今後の職務に生かせる内容でしたか。
  そう思う   そう思わない
 
5( 83.3%) 1( 16.7%) 0(0%) 0(0%)
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全体 10( 83.3%) 2( 16.7%) 0(0%) 0(0%)


★研修者の声
【幼稚園・こども園・保育所】
  • ジョイントカリキュラムのまとめ方をよく知ることができた。また、様々な園の先生と話すことで、考え方をたくさん知り、とてもよい学びとなった。
  • 保育参観では、遊びの様子をじっくりと観察することができ、環境構成や保育者の声かけ(援助の仕方)など、とても参考になった。また、自分の保育を振り返るよいきっかけにもなった。カリキュラム作成についても、まとめていくポイントや視点についてアドバイスをもらい、話し合いながら進めていけたのでまとめやすかった。完成への見通しがもてた。
  • これまでの研修から架け橋期の教育の重要性が理解できてきた。今後は接続推進者として研修で得たことを伝え、広げるためにできることは何かを考えることが新たな課題となった。
  • 研修を通して、改めて大切にしたい子どもの姿を考えさせられ、自分の日々の保育を振り返るきっかけになった。子どもたちはいろいろな遊びを通して体験し成長していること、環境の構成、保育者の関わりが大切なことなど、いろいろ勉強になった。
  • 保育参観では、子どもたちが生き生きと好きな遊びを楽しんでいる姿が印象的だった。他の先生方と意見交換したことが、ジョイントカリキュラムをつくる上でとても参考になった。
  • 保育参観では、テーマについてだけでなく、自分の保育を振り返り、見直す機会になった。

【小学校】
  • 自分自身の幼小接続についての学びが多い研修となった。ジョイントカリキュラムの中間報告では、他地区の先生方の取組の状況を聞いたことで、自分たちのカリキュラムではテーマの視点がぼやけてしまい、幼小の接続(つながり)が不明確なことが判明した。また、附属幼稚園の年長児の活動を参観したこともカリキュラム作成の大きなヒントとなった。保育所の先生と時間をつくり、粘り強く取り組むための視点について見直し、第5日の発表に向けて取り組んでいきたい。
  • 協議の中で細かに説明をもらい、発表資料の作成について見通しがもてた。自身の記憶と我が子の幼稚園生活を思い出し比べると、今回の参観した幼稚園生活の在り方は驚きだった。これだけ自由にぜいたくに時間を使える教育は、本当に宝だと思った。小学校教育においても、時間の可能な限り児童の興味関心に付き合い、いろいろな経験を重ねさせてあげたいと思った。
  • 保育参観を通して、幼稚園と小学校の違いや接続における共通点について理解することができた。幼稚園の先生と一緒に子どもたちの姿を参観することで気付くことも多かった。
  • 保育参観を通して、遊びのプロセスから子どもたちが自ら学び、その学びを広げ深めていく様子を見て、自分自身も学ぶことが多かった。自分の思いを大切にしながら、周りの子との関わりの中で、折り合いをつける場面も見ることができた。様々な力をつけて小学校に入学してくることを念頭におき、よりよい成長のために必要なことを見極めていきたいと思った。
  • 「飛ばす」活動を通して、保育者がめあてを提示せずとも、「だれが一番飛ぶのか」から「どうやったら一番飛ぶか」と自ずと飛距離を競うようになっていた。それはすなわち、教材や環境が子どもに刺激を与え、目的意識をもつことができる仕掛けがあるのだと思った。小学校の教科教育においても、本時のめあてを提示する際に、児童の「学びたい」の気持ちを引き出すことができるように動機付けを行いたい。それは、架け橋期の教育のみならず小学校の教育全体を見通して大切であると思った。
  • 幼稚園の先生の事前準備や環境整備等、すばらしいものがあるから子どもたちがのびのびと試行錯誤することができるのだと感じた。指示や説明の時間は少なく、私のこれからの指導に生かしたいと思うことばかりだった。




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