火成岩の節理 | |
火成岩(かせいがん)の節理 |
鹿沼市(かぬまし) 安山岩柱状節理(あんざんがんちゅうじょうせつり)
柱状節理の断面
角材が重なったように見える
大谷町(おおやまち)多気不動尊(たげふどうそん) 安山岩柱状節理
問題
火成岩類の柱状節理はどのようにしてできるのでしょう?
解説
節理とは、岩石がある方向性をもって割れることを言います。
柱状節理は岩体が柱状に分離したものです。
柱状節理の明瞭なものではエンピツを束にしたように見えます。
他に板状節理(ばんじょうせつり)というものもあります。
鹿沼市(かぬまし)塩田(しおだ) 安山岩板状節理
溶岩が冷えて固まるときに体積が収縮します。
そのときに岩体に割れが生じます。
重力や岩盤の圧力によって割れの方向が決まってくるのだそうです。