令和5(2023)年度 新任校長研修(高等学校、特別支援学校)第1日

目  的 校長としての職務、今日的な教育課題、学校経営の在り方等について総合的に理解を深め、校長としての資質の向上を図る。
日  時 令和5(2023)年 4月24日(月) 9:30~16:00
対  象 高等学校、特別支援学校の新任校長
研修内容 1 講話「新任校長への期待」
2 講話「人権教育の推進と校長の役割」
3 講話「校長の使命と職務」
4 講話「学校経営に関する諸課題-指導関係-」
5 講話「学校経営に関する諸課題-服務関係-」
講  師 県教委事務局教育次長
県教委事務局教育政策課人権教育室長
県教委事務局高校教育課人事担当課長補佐
県教委事務局高校教育課指導担当課長補佐
総合教育センター職員
研修の様子
講話「新任校長への期待」
講話「校長の使命と職務」
講話「学校経営に関する諸課題-指導関係-」
 
研修評価・振り返りシートから
0 研修の満足度、活用度
  本日の研修は、御自身のキャリアステージに応じた資質・能力の向上に役立つ内容でしたか。
  そう思う   そう思わない
 
満足度 94.1% 5.9%
 
 
1 講話「新任校長への期待」
  【目標】
 本県教育の今日的課題を再確認するとともに、校長としての心構えについて理解し、管理職としての意識を高める。
 

【講話を聞いての主な意見・感想】

  • 教育課程のマネジメントの大切さについて再認識した。児童生徒の将来の姿を想像しながら教職員と対話を重ね、見直していきたい。
  • 校内外の情報を集めるとともに、常に安全・安心を心掛けることが第一と考える。また、日常における自身の姿として、明るい笑顔と人生は楽しくを心掛けていきたい。

2 講話「人権教育の推進と校長の役割」
  【目標】
 人権教育への取組とその課題について理解を深め、学校運営の責任者として人権教育を推進していく自覚をもつことができる。
 

【講話を聞いての主な意見・感想】

  • 教職員の言動や態度が教育活動全体に影響するという話は、本当にその通りだと感じた。人権意識をもって、人格が尊重された職員室づくりを教頭とともに行いたい。
  • 生徒一人一人、教職員一人一人を大切にする意識をもち、教育活動や校内環境を点検したい。ます自分自身の言葉遣いや態度を振り返り、手本となれるよう努める。


3 講話「校長の使命と職務」
  【目標】
 具体的な事例に基づき、明確な経営方針の設定方法や学校経営の在り方、教育課程の編成やその運用におけるリーダーシップの在り方、教職員評価制度に基づく人材育成や服務の管理、危機管理、保護者対応などについての理解を深め、校長としての役割を理解することができる。
 

【講話を聞いての主な意見・感想】

  • 適切な方向性や道筋を示し、一人一人の教職員の強みを生かしたマネジメントを心掛けたい。そして、流れの中で修正を加え、最適な方向へ導いていきたい。
  • 部分最適と全体最適の関係性について、特に考えさせられるよい機会となった。校長の考えとして語る際は、言葉に情熱を込めて伝えていきたい。


4 講話「学校経営に関する諸課題-指導関係-」
  【目標】
 高校教育課指導関係の所管事項について、これまでの本県の教育改革への取組と課題、今後の本県における指導関係の取組と課題について理解し、学校経営方針の構築に生かすことができる。
 

【講話を聞いての主な意見・感想】

  • 学校組織マネジメントは全教職員で取り組んでいくことを念頭に置きながら構築していきたい。本県教育の現状と課題をしっかりと踏まえ、地域に貢献し選ばれる学校となるような、学校経営方針としたい。
  • 教頭をはじめ、主事、部長と、新しい時代の教育、求められるもの、法規や生徒指導提要など最新の知識にアップデートしながら、児童生徒を真ん中によりよい教育が実践できるように考えていきたい。

 

5 講話「学校経営に関する諸課題-服務関係-」
  【目標】
 校長の職務、人事・服務、危機管理、教職員評価制度等についての理解を深め、人材育成、人事管理、服務管理、危機管理における校長としての資質の向上を図る。
 

【講話を聞いての主な意見・感想】

  • 人材育成、人事管理に関して、まずは情報収集が大切であることを感じた。教頭、主事、部長と常に情報交換をしながら、教職員一人一人への理解を深めたい。日頃から情報交換ができるシステムの構築を行いたい。
  • 危機管理について、対象となる様々なものに対する未然防止のための取組及び発生時の対応の組織的体制を点検し、必要があればすぐに見直し、改善を図りたい。