令和5(2023)年度 新任教頭研修(高等学校、特別支援学校)第3日

 

目  的 管理職としての見識を深め教育理念を構築するとともに、教頭の職務を理解し、学校経営、学校教育管理、人事管理等に関する管理職としての基本的な資質・能力の向上を図る。
日  時 令和5(2023)年11月10日(金) 9:30~16:00
対  象 高等学校、特別支援学校の新任教頭
研修内容 1 講話「教頭の役割」
2 研究協議「学校組織マネジメント校内実践計画」
3 講話「学校現場とリーガルマインド-2023-裁判例から考える学校の危機管理-」
講  師 日本女子大学教職教育開発センター教授 坂田 仰 氏
県立学校長
総合教育センター職員
研修の様子
講話「教頭の役割」
講話「学校現場とリーガルマインド-2023
-裁判例から考える学校の危機管理-」
研究協議「学校組織マネジメント校内実践計画」
研修評価・振り返りシートから
0 研修の満足度・活用度
 本日の研修は、御自身のキャリアステージに応じた資質・能力の向上に役立つ内容でしたか。
  そう思う   そう思わない
 
満足度・活用度 97.4% 2.6%
 
 
1 講話「教頭の役割」
  【目標】
 具体的な事例に基づき、学校経営、学校教育管理、人事管理など、校内でリーダーシップを発揮するための具体的な方策とその留意点など、校長が求める教頭の役割を理解する。
 

【講話を聞いての主な意見・感想】

  • 教頭としての職務と役割を意識し、教職員に対して校長の考えを自分の言葉で伝えていくことや、教職員が自信をもって担任、係担当として、職務が実行できるように支援していきたいと思います。
  • いつ、誰が、どのような理由で決めたのかを明確にしておくことが大切だとわかったので、新年度に向けた校務分掌の改革を行う際は、わかりやすい資料を作成し、職員に周知をしたいと思います。
 
 
2 研究協議「学校組織マネジメント校内実践計画」
  【目標】
 各学校の教育目標及びビジョンの実現に向けた実践計画を作成することを通して、自校の現状分析に基づく特色や課題への認識を深めるとともに、学校組織マネジメントを円滑に推進する上で、教頭に求められる職務についての自覚と実践意欲を高める。
 

【研究協議を通しての主な意見・感想】

  • 学校の教育目標、スクールミッション、スクールポリシーを教職員に浸透させ、どのように職務に反映させるかを議論していきたいです。
  • まずは、教職員間の風通しをよくすることを心がけたいと思います。何でも意見を言い合える雰囲気をつくり、様々な議論を通して授業改善や業務改善をしていきたいと思います。
 
 
3 講話「学校現場とリーガルマインド-2023-裁判例から考える学校の危機管理-」
  【目標】
 日々の学校経営、教育実践で必要となるリーガルマインドを理解し、危機管理の意義や危機管理体制の必要性について再認識する。
 

【講話を聞いての主な意見・感想】

  • いじめ防止、個人情報、障害者差別等の法律や通知を再確認し、全教職員で共有したいと思います。また、学校の教育活動中にどのような事故が想定されるかを確認し、危機管理マニュアルの見直しを行う必要があると感じました。
  • 変化している保護者の状況などについて、教職員の理解が図れるように校内で周知していきたいと思います。また、学校の対応について、保護者に事前に説明することを心がけていきたいです。