令和5(2023)年度 図工・美術専門研修~版表現を中心とした指導の工夫~

目  的 図工、美術における版表現の工夫や効果的な指導方法を身に付ける。
日  時 令和5(2023)年 8月 7日(月) 9:30~16:00
対  象 図画工作科、美術科、芸術科美術を担当している教員
研修内容 1 演習「版に表す~写し取る色や形~(1)」
2 演習「版に表す~写し取る色や形~(2)」
講  師 総合教育センター職員
研修の様子
 
受講者の声
  • 同じ材料から作ったスタンプでも、つなげ方や組合せ方によって、全体の印象や表現が変わってくることが分かりました。学んだことを基に、子どもたちの発想が広がっていくよう、授業をしていきたいです。
  • どの彫刻刀を使うかによって、また彫る方向によって表現がまったく違うことが分かりました。今回は表情の表し方について勉強することができたので、今後の指導に役立てたいです。
  • 表情の豊かな描き方、人物の顔の基本的な表し方を学べ、児童目線での面白さや難しさを体験できました。どのように工夫させればよいか、考えながら進めていきたいです。
研修担当者からの
メッセージ
 版画の魅力は、誰でも簡単に、何度も繰り返して多様な表現をすることができるところです。しかしながら、版画は、扱う材料や用具が学年やその題材によって様々であるため、指導に課題を抱えている先生方も多いのではないでしょうか。今回の演習では、スチレン版画や木版画などの演習を通して、それぞれの版画の特徴や版表現の面白さを実感されたと思います。また、他の先生方の作品を鑑賞することを通して、多様な表現方法や版画の奥深さを知ることができたと思います。今後、各学校においても、版画の魅力を子どもたちに伝え、広げていただきたいと思います。