令和5(2023)年度 養護教諭専門研修

目  的 講話と演習を通して、連携・コーディネーター能力の向上を図る。
日  時 令和5(2023)年 7月24日(月) 9:30~16:00
対  象 全校種の養護教諭及び養護助教諭
研修内容 講話・演習「連携のコーディネーターとしての養護教諭のあり方について」
講  師 静岡大学教育学部学校教員養成課程養護教育専攻教授 鎌塚 優子 氏
研修の様子
 
演習「ケースメソッドで考えてみよう」
講義「魅力ある組織づくり-チーミング-」
受講者の声
  • ケースメソッドの討論が新しい刺激となりました。鎌塚先生の1つ1つのエピソードに共感したり胸が熱くなったり、講師はもちろんのこと、ともに研修を受けた仲間からもエネルギーをもらいました。
  • 今回の研修を通して改めて養護教諭の魅力を感じました。養護教諭は学校の連携の要であると先生がおっしゃっており、養護教諭としての肯定感が高まりました。自分なりの志をもち、また2学期から子供たちと向き合っていきたいです。
  • ケースメソッドを通し、価値観の再構築、様々な視点から考えるという経験ができました。この感覚を忘れずに自校のケースでも対応に当たりたいです。また立場、教育課程においても見える問題が異なることを念頭に置き、長期的な視点を持っていきたいと思います。
  • 他人と自分を比べず、以前の自分と比べて成長できているかを考えることが大切であり、それは子どもに対しても同じであるという言葉にハッとさせられました。
  • 学校組織を動かしていく上でいかに養護教諭の存在が重要なのか再認識することができました。多職種の職員をコーディネートしていく上で大切なポイントをいくつも示して頂いたので今後の執務に生かしていきたいです。
  • 「運用しながら改定していくことを大事に」「昨日の定義は今日は当てはまらないことがある」というところが印象に残っています。この心がけは持ち合わせていなかったので今後心がけていきたいと思うとともに、気持ちが少し楽になりました。
  • 世界で一人でもあなたのことをOKといってくれる人の存在で強く生きていける・・・等々、先生から心温まる力強いメッセージをいただき、明日から頑張ろうという気持ちになりました。
研修担当者からの
メッセージ
 演習「ケースメソッドで考えてみよう」や講義「魅力ある組織づくり-チーミング-」等において受講者自身が具体的に課題解決に向けて考え、鎌塚教授から養護教諭として大切な知識やスキルを学ぶことができました。組織の要としての養護教諭の在り方について考えさせられるとともに、これからも養護教諭として自信を持ってやっていきたいと思えるような温かく力強いメッセージをいただくことができました。受講者の皆さんが、養護教諭とは何であるか振り返る機会になったと同時に、熱い思いに胸が満ちた貴重な研修でした。