令和5(2023)年度 教頭2年目研修(小・中学校)第1日

目  的 管理職としての深い見識と優れたリーダーシップを高めるとともに、学校経営、学校教育管理、人事管理等に関する管理職としての実践的な資質・能力の向上を図る。
日  時 令和5(2023)年6月2日(金) 9:30~16:00
対  象 小学校、中学校、義務教育学校の教頭経験2年目に該当する者
研修内容 1 講話「コーチングを活用した人材育成」
2 説明「教職員評価制度」
3 講話「学校経営と学校事務」
4 発表・研究協議「学校組織マネジメント校内実践計画」
講  師 大学等職員
有識者
県教委事務局義務教育課職員
総合教育センター職員
研修の様子

講話「コーチングを活用した人材育成」

説明「教職員評価制度」

講話「学校経営と学校事務」

発表・研究協議
「学校組織マネジメント校内実践計画」

 
研修評価・振り返りシートから
0 研修の満足度、活用度
 本日の研修は、御自身のキャリアステージに応じた資質・能力の向上に役立つ内容でしたか。
  そう思う   そう思わない
 
研修満足度 93.0% 7.0%
 
 
1 講話「コーチングを活用した人材育成」
  【目標】
 管理職の立場やコーチングの視点を踏まえた人材育成の在り方について理解し、教職員の資質向上のためにOJTや校内研修の充実を図ろうとする。
 

【講話を聞いての主な意見・感想】

  • IメッセージとWeメッセージを伝えることと、効果的な質問を上手に使いながら、サンドイッチで指導できるようにしたいと思います。
  • コーチングのポイント、意味をわかりやすく聞くことができました。学校では、同じゴールを目指し、仲間として上司として、互いに向上できるようにコーチングを活用していきます。
  • 管理職のマネジメントとは、人ではなく「場」をマネジメントすることであるという言葉が印象的でした。適切に認めて、先生方の資質向上を図っていきたいです。
  • 安心感があれば、人の話や意見にも耳を傾けるということが、とても心に響きました。職員が安心して過ごせるよう、居心地のよい職場づくりに努めたいと思います。
 
2 講話「学校経営と学校事務」
  【目標】
 学校の財務を理解し、学校経営や教育活動を円滑に行うための有効かつ計画的な予算の執行について理解を深める。
 

【講話を聞いての主な意見・感想】

  • 学校予算は、事務職員と教頭のみが知っていればよいのではないことが分かりました。学校経営、カリキュラムと予算をよく理解して結びつけ、無駄のない効果的な予算の使い道を考えることが大切であり、年間全体、総予算全体を念頭に、計画的で目的をもった予算執行をしていきたいと思います。
  • 学校の予算は、生徒のためにあるという言葉が印象的でした。予算の執行について、先生方全員が理解し、効率的効果的な使い方をしていくことをきちんと意識しようと思いました。
  • 適切な執行のために、透明性を高め、手続きの明確化・迅速化・重点化に努めていきたいです。財務マネジメントの大切な視点を学んだので、事務長と連携して取り組んでいきたいと思います。


3 発表・研究協議「学校組織マネジメント校内実践計画」
  【目標】
 学校組織マネジメント校内実践計画についての意見交換を通して、自校の計画を様々な観点で捉え、さらに校内実践に向けての見通しがもてる。
 

【発表・研究協議後の主な意見・感想】

  • 同じ班の教頭先生と協議することで、地域連携を主軸として、教職員の努力を認め、労い、学校組織が活性化するようにマネジメントしていきたいと、強く思うことができました。
  • 他の先生方の計画等がとても参考になりました。自分のテーマ以外の部分での実践に生かせるものがあったので、有り難かったです。
  • 他校の取組を聞き、自分の発表をすることで考えを整理することができました。参考になった事項を、今後の実践に生かしていこうと思いました。