令和5(2023)年度 新任校長研修(小・中学校)第1日

目  的 校長としての職務、今日的な教育課題、学校経営の在り方等について総合的に理解を深め、校長としての資質の向上を図る。
日  時 令和5(2023)年 4月24日(月) 9:30~16:00
対  象 令和5年度の小・中・義務教育学校の新任校長
研修内容 1 講話「新任校長への期待」
2 講話「人権教育の推進と校長の役割」
3 講話「学校経営に関する諸課題-指導関係-」
4 講話「学校経営に関する諸課題-服務関係-」
講  師 県教委事務局教育次長
県教委事務局教育政策課人権教育室長
県教委事務局義務教育課指導担当課長補佐
県教委事務局義務教育課人事担当課長補佐
県教委事務局義務教育課人事担当管理主事
研修の様子
講話「新任校長への期待」
講話「人権教育の推進と校長の役割」
講話「学校経営に関する諸課題-指導関係-」
講話「学校経営に関する諸課題-服務関係-」
 
研修評価・振り返りシートから
0 研修の満足度、活用度
  本日の研修は、御自身のキャリアステージに応じた資質・能力の向上に役立つ内容でしたか。
  そう思う   そう思わない
 
満足度 98.0% 2.0%
 
 
1 講話「新任校長への期待」
  【目標】
 本県教育の今日的課題を再確認するとともに、校長としての心構えについて理解し、管理職としての意識を高める。
 

【講話を聞いての主な意見・感想】

  • カリキュラム・マネジメントでは、子供たちが将来どんな社会を生きていくかを視点に考えていきたい。
  • 長先生がおっしゃっていた「明るい笑顔」「言葉を大切に」「人生は楽しく」の3つの言葉がとても印象的でした。教職員が話しかけやすく、決断力や統率力のある校長として、上記の言葉を意識して学校経営に臨みたい。

2 講話「人権教育の推進と校長の役割」
  【目標】
 人権教育への取組とその課題について理解を深め、学校運営の責任者として人権教育を推進していく自覚をもつことができる。
 

【講話を聞いての主な意見・感想】

  • 社会的に問題となっているヤングケアラーやLGBTなどの様々な人権問題について、教職員が正しく理解し、対応できるよう研修の充実を図りたいと思います。また、積極的に教職員とコミュニケーションをとり、人権尊重の環境づくりや教職員の人権意識の向上に努めたい。
  • 本校は、市教育委員会指定の人権教育実践研究校2年目であり、11月には公開研究発表を予定しています。研究発表のための研究ではなく、研究指定後に取り組んだ先生方の中に成果が残り、子供たちの姿にその成果が現れるように研究実践を進めていきたい。


3 講話「学校経営に関する諸課題-指導関係-」
  【目標】
 教育改革の動きについて知るとともに、本県における指導関係の取組と課題について理解し、学校経営方針の構築に生かすことができる。
 

【講話を聞いての主な意見・感想】

  • 教育目標を学校としてより明確にしていくことの大切さを考えました。目指す資質・能力が明確になることで、教職員が指導すべきポイント、児童が目標とするイメージがより鮮明になると思いました。また、不登校児童へのアプローチの方法について、教育の機会確保等に関する基本方針を踏まえた取組を実施していきたい。
  • 実行性のある避難訓練になっているか確認したいと思います。


4 講話「学校経営に関する諸課題-服務関係-」
(1)「学校経営と教育関係法規」
  【目標】
 学校経営に関する法的裏付けを確認し、様々な問題や課題に対処した円滑な学校運営ができるよう管理者としての資質を高める。
 

【講話を聞いての主な意見・感想】

  • 危機管理については、教頭の立場から大きく変わり、責任の重大さを実感しました。状況を正しく捉え、決断していきたい。
  • 人事異動については、日頃から教職員とのコミュニケーション、ヒアリングでの必要な情報収集を心掛けたい。

 

(2)「教職員評価制度について」
  【目標】
 教職員評価制度の趣旨や実施上の留意事項について確認し、評価者としての資質向上を図る。
 

【講話を聞いての主な意見・感想】

  • 適切な評価をするためには、日常的な教職員とのコミュニケーションや授業の参観、また生徒や保護者などの地域との関わりも大切です。それらをもとに教職員一人一人と意見を交わして、教職員の指導力や意識の向上を図りたい。
  • 教職員一人一人のがんばりやよさを認め、労えるよう、本人の資質・能力や勤務意欲の向上に結びつくものになるよう尽力したい。