令和6(2024)年度 教頭2年目研修(高等学校、特別支援学校)第1日
目 的 |
管理職としての深い見識と優れたリーダーシップを高めるとともに、学校経営、学校教育管理、人事管理等に関する管理職としての実践的な資質・能力の向上を図る。 |
日 時 |
令和6(2024)年 6月 3日(月) 9:30~16:00 |
対 象 |
高等学校、特別支援学校の教頭経験2年目に該当する者 |
研修内容 |
1 講話「コーチングを活用した人材育成」 2 講話「特別支援教育の充実に向けて」 3 講話「学校の財務」 4 講話・研究協議「学校運営における危機管理推進のポイント~危機管理体制の確立のために~」 |
講 師 |
大学等職員 総合教育センター職員 |
研修の様子 |
|
|
講話「コーチングを活用した人材育成」
|
講話「特別支援教育の充実に向けて」
|
|
|
講話「学校の財務」
|
講話・研究協議「学校運営における危機管理推進のポイント
~危機管理体制の確立のために~」
|
|
研修評価・振り返りシートから |
0 研修の満足度、活用度 本日の研修は、御自身のキャリアステージに応じた資質・能力の向上に役立つ内容でしたか。
|
そう思う |
 |
そう思わない |
1 講話「コーチングを活用した人材育成」
【目標】
管理職の立場やコーチングの視点を踏まえた人材育成の在り方について理解し、教職員の資質向上のためにOJTや校内研修の充実を図ろうとする。 |
【講話を聞いての主な意見・感想】
- 人材育成を目標に、管理職として心掛けるべき姿勢を学べました。「指導者として心掛けること」を参考に、言葉掛けを変えていきたいと思います。まずは、相手への感謝を伝えることをしていきたいと思います。
- 教職員一人ひとりの立場に立って考え、教頭としての意識をもって会話をしていきたいと思います。そのうえで、話を聴いてもらいたい人になれるよう心掛けていきたいと思います。
2 講話「特別支援教育の充実に向けて」
【目標】
高等学校における特別支援教育について理解するとともに、地域や学校の実態等を考慮し、特別支援教育コーディネーターを中心とした組織的な特別支援教育の在り方や特別支援教育を推進する上での管理職の役割を理解する。 |
【講話を聞いての主な意見・感想】
- 今年度より、通級による指導協力員が配置されました。通級による指導について、まずは教職員の理解を深めるための研修を実施したいと思います。そして、インクルーシブ教育の実現に向け、本校での指導の在り方や実施方法を特別支援教育コーディネーターを中心に検討し、組織的な指導体制を構築していきたいと思います。
- 日常生活では課題が表面に表れないが、本人の中では「困り感」を抱いて学校生活を送っている生徒が多数いると思います。HR担任や所属する部活動顧問などを中心に、一人一人がもつ課題、必要な配慮・支援方法を探り、教職員間で共有することが、今よりも自然に行われる雰囲気づくりをしたいと思います。
3 講話「学校の財務」
【目標】
学校の財務を理解し、学校経営や教育活動を円滑に行うための有効かつ計画的な予算の執行について理解を深める。 |
【講話を聞いての主な意見・感想】
- 改めて学校の財務に関して考える機会を頂き感謝しています。教頭として財務に関する視点をしっかりと持ち、公金や準公金を問わず事務処理を人任せにせず対応していきたいと思います。
- 学校の予算の編成や執行の流れについて確認することができました。学校運営費がどれくらいきているか改めて確認いたしました。予算については事務部が把握していればよいということではなく、教頭としても限られた予算を学校運営に効果的に活用できるようにしていかなければいけないと思いました。
4 講話・研究協議「学校運営における危機管理推進のポイント~危機管理体制の確立のために~」
【目標】
危機管理の実践的なポイントを理解し、教職員の危機意識の向上や自校の危機管理体制の構築のヒントを得るとともに方策を考える。 |
【講話・研究協議を通しての主な意見・感想】
- それぞれの学校における危機管理の現状を理解することができました。危機管理マニュアルの改訂や変更を組織的に行っていきたいと思います。
- 危機管理マニュアルの更新と教職員への周知を行いたいと思います。また、ヒヤリハット事例を数多く集めることで、ヒヤリハットを集める意義について周知していきたいと思います。
|