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令和6(2024)年度 教頭2年目研修(高等学校、特別支援学校)第2日

 

目  的 管理職としての深い見識と優れたリーダーシップを高めるとともに、学校経営、学校教育管理、人事管理等に関する管理職としての実践的な資質・能力の向上を図る。
日  時 令和 6(2024)年12月 2日(月) 9:30~16:00
対  象 高等学校、特別支援学校の教頭経験2年目に該当する者
研修内容 1 発表・研究協議「学校組織マネジメント校内実践報告」
2 講話「教職員のメンタルヘルス」
3 講話「リーダーシップを生かした組織マネジメント」
講  師 医療機関等職員
大学等職員
総合教育センター職員
研修の様子
発表・研究協議「学校組織マネジメント校内実践報告」
講話「教職員のメンタルヘルス」
講話「リーダーシップを生かした組織マネジメント」

 
研修評価・振り返りシートから
0 研修の満足度、活用度
 本日の研修は、御自身のキャリアステージに応じた資質・能力の向上に役立つ内容でしたか。
  そう思う   そう思わない
 
満足度・活用度 82.9% 17.1%
 
 
1 発表・研究協議「学校組織マネジメント校内実践報告」
  【目標】
 各学校の教育目標及びビジョンの実現に向けた実践計画を作成することを通して、自校の現状分析に基づく特色や課題への認識を深めるとともに、学校組織マネジメントを円滑に推進する上で、教頭に求められる職務についての自覚と実践意欲を高める。
 

【発表・研究協議を通しての主な意見・感想】

  • 研究協議を通じて、他校の状況を知ることで、自校の特色や課題をより明確に意識することができました。また、他校の好事例を伺う機会があり、大変参考になりましたので、ぜひ今後の学校組織マネジメントに活かしたいと考えています。「やる気のある2割をチームにできれば改革は進む」というお話には、大いに勇気づけられました。次年度の校務分掌を含め、改革に向けたチーム作りを意識して取り組みたいと思います。
  • 主幹教諭や教務主任を中心とした部主事会や校務分掌部長会を活用し、教育目標や学校課題の共有を図ります。その場で解決策や具体的な対応策を検討し、学校全体で一体となって取り組める体制を整えたいと考えています。
 
2 講話「教職員のメンタルヘルス」
  【目標】
 職場における教職員のメンタルヘルスについて理解を深め、管理職としての必要な知識を身に付ける。
 

【講話を聞いての主な意見・感想】

  • 一次予防や二次予防の重要性を改めて感じました。教職員の様子をよく観察し、「少し様子がおかしいな」「疲れているのかな」と感じたときには、声を掛けることが大切だと実感しています。そのためにも、日頃から相談しやすい雰囲気づくりを心掛けていきたいと思います。
  • 校内での声掛けや適切な言葉遣いの重要性、そして何よりも観察が欠かせないことを学びました。今後は、休職者を出さないよう、未然防止に向けた取り組みに努めていきたいと思います。
 
3 講話「リーダーシップを生かした組織マネジメント」
  【目標】
 リーダーシップが求められる背景とその在り方を理解するとともに、管理職として学校経営にあたる意識を高める。
 

【講話を聞いての主な意見・感想】

  • 今年度から実施している学校運営協議会のご意見を参考に、地域が抱いている学校の印象や学校に求める姿をしっかりと認識したうえで、変化していく学校の姿を正しく発信していきます。大きな変革の時期であることを踏まえ、従来のやり方を踏襲するのではなく、問題点や課題について各部や学年の小集団で検討し、それを集約していきます。そして、目標とする学校像を全職員で共有し、協働できる組織をつくり上げていきます。
  • リーダーシップとは、人を動かす力であると考えます。それは強制力ではなく、共感と信頼を基盤とするものだと思います。管理職として、自分自身を高める努力を続けるとともに、教職員や生徒たちが共に成長できる環境を築いていきたいと考えています。学校が、生徒や教職員一人ひとりのウェルビーイングを実現する場となることを念頭に置き、教育活動を計画・実行していきたいと思います。
 
 

 

 

 

 

令和6(2024)年度 教頭2年目研修(小・中学校)第2日

 

目  的 管理職としての深い見識と優れたリーダーシップを高めるとともに、学校経営、学校教育管理、人事管理等に関する管理職としての実践的な資質・能力の向上を図る。
日  時 令和 6(2024)年12月 2日(月) 9:30~16:00
対  象 小学校、中学校、義務教育学校の教頭経験2年目に該当する者
研修内容 1 発表・研究協議「学校組織マネジメント校内実践報告」
2 講話「教職員のメンタルヘルス」
3 講話「リーダーシップを生かした組織マネジメント」
講  師 医療関係者
大学等職員
総合教育センター職員
研修の様子
発表・研究協議「学校組織マネジメント校内実践報告」
講話「教職員のメンタルヘルス」
講話「リーダーシップを生かした組織マネジメント」

 
研修評価・振り返りシートから
0 研修の満足度、活用度
 本日の研修は、御自身のキャリアステージに応じた資質・能力の向上に役立つ内容でしたか。
  そう思う   そう思わない
 
満足度・活用度 90.6% 9.4%
 
 
1 発表・研究協議「学校組織マネジメント校内実践報告」
  【目標】
 これまでの取組を振り返り、組織マネジメントの考え方・手法を活用しながら、特色ある学校づくりや課題の解決に向けての方策を考える。
 

【発表・研究協議を通しての主な意見・感想】

  • 勤務校での課題は、配慮を必要とする多様な児童への対応ですが、担任一人で抱えるのではなく、全校体制で組織的に対応にあたれるようにマネジメントしていきたいと思います。
  • 小規模校同士でグループを組ませていただき、共感できる話題で話し合うことができ有意義でした。特に、PTAや外部機関との在り方や、業務のスリム化について具体的なアイディアをいただくことができました。
  • 校長先生の指導の下、SWOT分析による結果を踏まえ、学校の強みや弱みを見極めてテーマを設定し、取り組むべき内容と評価規準を設定して学校経営に取り組んでいきたいです。
 
2 講話「教職員のメンタルヘルス」
  【目標】
 職場における教職員のメンタルヘルスについて理解を深め、管理職としての必要な知識を身に付ける。
 

【講話を聞いての主な意見・感想】

  • 傷病休暇を取る先生方が年々増えている実態を踏まえ、職場における管理監督者の役割として、「働きやすい職場環境」や「部下への気づき・相談対応」等について自分を振り返るよい機会となりました。今後は、日頃から教職員一人一人に寄り添い、コミュニケーションを大切にするとともに、個人に応じた仕事量を考えたり、割り振りや内容の精選をしたりしていきたいです。
  • 管理職としての具体的な関わり方やお休みしたときの流れや対応について大変勉強になりました。また、日頃の観察や気になる職員に対する言葉掛けなど、自分の言動を振り返る機会となりました。
 
3 講話「リーダーシップを生かした組織マネジメント」
  【目標】
 リーダーシップが求められる背景とその在り方を理解するとともに、管理職として学校経営への意識を高める。
 

【講話を聞いての主な意見・感想】

  • 教頭が、教職員のロールモデルであるという自覚をもち、自分が周囲に与える影響力が、組織をよりよいものにするように、人格や人間性を磨く努力をすることや、専門的な指導性を発揮するなどを意識して改善を図りたいと思います。
  • 自分自身の特性と校長とのバランスを考え、リーダーシップを発揮していきたいです。特に講話の中にあったサーバント・リーダーシップなら自分にも発揮しやすい印象をもちました。昨日より今日、今日より明日、自校の強みを一歩でも伸ばすことを目指すために、リーダーシップを発揮できる教頭になりたいです。
  • 副校長として自分は、アセスメントの力の向上に努めていきたいと考えています。引き続き教頭としての補佐業務の役割を果たすべく多岐にわたる業務の調整を行いながら、さらなる連携の強化を目指し、校長をバックアップしていきたいです。
 
 

 

 

 

 

令和6(2024)年度 新任教頭研修(小・中学校)第3日

 

目  的 管理職としての見識を深め教育理念を構築するとともに、教頭の職務を理解し、学校経営、学校教育管理、人事管理等に関する管理職としての基本的な資質・能力の向上を図る。
日  時 令和 6(2024)年11月 8日(金) 9:30~16:00
対  象 小・中・義務教育学校の新任教頭
研修内容 1 講話「教頭に求められる資質・能力」
2 講話・演習「学校組織マネジメント校内実践計画作成に向けて」
3 講話「学校現場とリーガルマインド-2024-スクール・コンプライアンスの視点から-」
講  師 日本女子大学教職教育開発センター教授 坂田 仰 氏
総合教育センター職員
研修の様子
講話「教頭に求められる資質・能力」
講話「学校現場とリーガルマインド-2024
-スクール・コンプライアンスの視点から-」
講話・演習「学校組織マネジメント校内実践計画作成に向けて」

 
研修評価・振り返りシートから
0 研修の満足度・活用度
 本日の研修は、御自身のキャリアステージに応じた資質・能力の向上に役立つ内容でしたか。
  そう思う   そう思わない
 
満足度・活用度 95.1% 4.9%
 
 
1 講話「教頭に求められる資質・能力」
  【目標】
 管理職として果たすべき役割や在り方、並びに教頭に求められる資質・能力を理解する。
 

【講話を聞いての主な意見・感想】

  • 管理職は「経営者」「育成者」「教育者」であるということの自覚を深め、より自分自身を向上していけるよう努めていきたいと思いました。
  • 信頼される副校長となれるように、「プレイヤーからマネージャーへ」とお話があったとおり、「育てる」という意識をしっかりともつこと、カウンセリングマインドを心掛けて先生方と接することを大切にしたいと思いました。
 
 
 
2 講話・演習「学校組織マネジメント校内実践計画作成に向けて」
  【目標】
 SWOT分析を通して、学校の特色や課題への認識を深め、学校組織マネジメント校内実践計画作成のイメージをもつことで、職務についての自覚と実践意欲を高める。
 

【講話・演習を通しての主な意見・感想】

  • SWOT分析を通して本校が置かれている内部的・外部的環境の強みや弱みを把握し、特色ある学校づくりや問題解決に向けて考えることができたのはよかったです。また、グループ協議を通して、重点化したい取組が見えてきました。特にミドルリーダーの機能を生かせるようにしていきたいと思います。そして、学校組織マネジメント校内実践計画をしっかりと作成し、行動に移していきたいと考えています。
  • 他校の様子を聞いて、とても参考になりました。課題についても、似たようなことが多く、課題解決のためのアイディアを多くもらいました。強みを伸ばしながら、課題を解決していけるよう、方法を模索していきたいです。
 
 
3 講話「学校現場とリーガルマインド-2024-スクールコンプライアンスの視点から-」
  【目標】
 日々の学校経営、教育実践で必要となるリーガルマインドを理解し、危機管理の意義や危機管理体制の必要性について再認識する。
 

【講話を聞いての主な意見・感想】

  • 自分がしっかりと危機意識をもち、幅広く学校を見通す力をつけることから始めなくてはいけないと思いました。これから起きるかもしれないトラブルを想定し、準備をするリスクマネジメントを身に付けていこうと考えています。そのために、様々な事例について調べたり、それらの事例を参考にしたりしながら、本校に置き換えて考えていこうと思います。
  • 教頭として、法的な知識をしっかり得て、適切に対応していくことが大切であると感じました。「今まではOKでも、現在でもそれは正しいのか」という考え方も教頭のみならず、教職員全員にも周知を図り対応に当たっていきたいです。
 
 

 

 

 

 

令和6(2024)年度 新任教頭研修(高等学校、特別支援学校)第3日

 

目  的 管理職としての見識を深め教育理念を構築するとともに、教頭の職務を理解し、学校経営、学校教育管理、人事管理等に関する管理職としての基本的な資質・能力の向上を図る。
日  時 令和 6(2024)年11月 8日(金) 9:30~16:00
対  象 高等学校、特別支援学校の新任教頭
研修内容 1 講話「教頭の役割」
2 研究協議「学校組織マネジメント校内実践計画」
3 講話「学校現場とリーガルマインド-2024-スクール・コンプライアンスの視点から-」
講  師 日本女子大学教職教育開発センター教授 坂田 仰 氏
県立学校長
総合教育センター職員
研修の様子
講話「教頭の役割」
講話「学校現場とリーガルマインド-2024
-スクール・コンプライアンスの視点から-」
研究協議「学校組織マネジメント校内実践計画」

 
研修評価・振り返りシートから
0 研修の満足度・活用度
 本日の研修は、御自身のキャリアステージに応じた資質・能力の向上に役立つ内容でしたか。
  そう思う   そう思わない
 
満足度・活用度 94.1% 5.9%
 
 
1 講話「教頭の役割」
  【目標】
 具体的な事例に基づき、学校経営、学校教育管理、人事管理など、校内でリーダーシップを発揮するための具体的な方策とその留意点など、校長が求める教頭の役割を理解する。
 

【講話を聞いての主な意見・感想】

  • まずは、職員室で教職員が自由に発言できるように積極的にコミュニケーションをとっていこうと思います。そして、校長の意図をきちんと伝えるとともに、校長が正確に判断できるように、目、耳となれるように行動していきたいです。
  • 校長はどんな人物か、どのような教育的ビジョンをどのようなアプローチで行おうとしているか、日頃からどのような思考をし、どのような判断をするか、といったことをより正確に把握していないと補佐役は務まらないと思いました。教職員についても同様に、よく観察しより正確に把握することで、その人の能力を活かす手立てにたどり着くことができると考えました。
 
 
 
2 研究協議「学校組織マネジメント校内実践計画」
  【目標】
 各学校の教育目標及びビジョンの実現に向けた実践計画を作成することを通して、自校の現状分析に基づく特色や課題への認識を深めるとともに、学校組織マネジメントを円滑に推進する上で、教頭に求められる職務についての自覚と実践意欲を高める。
 

【研究協議を通しての主な意見・感想】

  • 校務分掌各組織の事業改善や組織間の連携強化を図ることを目的として、本年度の事業評価を基に校務分掌各係等の組織の見直しを行い、次年度の事業計画を立案していこうと思います。
  • 学校経営方針を設けるために、現状を把握、検証し、どのようにアプローチすることが必要なのかを考えていくことが必要だと感じました。何気ない一言が「励み」になることや教職員のモチベーションUPになるような指導助言を行うことを意識しながら、教育の質を高めるための取組を全教職員で行っていきたいです。
 
 
3 講話「学校現場とリーガルマインド-2024-スクール・コンプライアンスの視点から-」
  【目標】
 日々の学校経営、教育実践で必要となるリーガルマインドを理解し、危機管理の意義や危機管理体制の必要性について再認識する。
 

【講話を聞いての主な意見・感想】

  • 管理職と教職員の敏感性が予防的コンプライアンスには重要であると思いました。リスクに気づきしっかり脇を固めて対応していこうと思います。
  • トラブルとなる芽を摘んでおく予防的危機管理、教育的配慮と法的発想の中間をとっていく調整が必要という2点が大変印象的でした。学校の常識にとらわれず、組織的対応を行っていきたいです。また、その対応で社会的に説明責任が果たせる内容かを判断基準に学校問題に取り組む必要があると感じました。
 
 

 

 

 

 

令和6(2024)年度 新任教頭研修(小学校、中学校、高等学校、特別支援学校)第2日

 

目  的 管理職としての見識を深め教育理念を構築するとともに、教頭の職務を理解し、学校経営、学校教育管理、人事管理等に関する管理職としての基本的な資質・能力の向上を図る。
日  時 令和 6(2024)年 8月20日(火) 9:30~16:00
対  象 小学校、中学校、義務教育学校、高等学校、特別支援学校の新任教頭
研修内容 講話・演習「学校における組織マネジメント」
講  師 兵庫教育大学名誉教授・環太平洋大学教授 浅野 良一 氏
研修の様子
講話・演習「学校における組織マネジメント」

 
研修評価・振り返りシートから
0 研修の満足度
 本日の研修は、御自身のキャリアステージに応じた資質・能力の向上に役立つ内容でしたか。
  そう思う   そう思わない
 
満足度 85.7% 14.3%
 
 
1 講話・演習「学校における組織マネジメント」
  【目標】
 学校の組織マネジメントの概要とその手法(環境への対応、SWOT分析等)の理解を深め、学校改善を図る視点を得る。
 

【講話・演習を通しての主な意見・感想】

  • 本校は若手職員が多いので、中堅の職員と連携した取組を意図的に設定し、人材の育成に努めたいと思います。
  • 本校職員が意欲・やりがいをもって働けるよう、また働きやすい職場になるよう、職員室をよりフラットな環境にしていきたいと思いました。そのためには、私自身が職員の様子をよく観察し、職員のよいところを積極的に伝えたり相談に乗ったりしてコミュニケーションを取っていこうと思います。
  • 目先の課題ばかりにとらわれず、3年先の課題を設定してどこまで今年度もっていくか、という視点で課題解決への道をみんなで共有したいと思いました。
 
 
 

 

 

 

 

令和6(2024)年度 新任校長研修(小・中学校)第2日

 

目  的 校長としての職務、今日的な教育課題、学校経営の在り方等について総合的に理解を深め、校長としての資質の向上を図る。
日  時 令和6(2024)年 7月 9日(火) 9:30~16:00
対  象 小学校、中学校、義務教育学校の新任校長
研修内容 1 講話「学校における特別支援教育」
2 講話「よりよい学校経営に向けて」
3 研究協議「学校経営上の課題とその解決に向けて」
講  師 宇都宮大学教職センター職員
県教委事務局特別支援教育課職員
総合教育センター職員
研修の様子
講話「学校における特別支援教育」
講話「よりよい学校経営に向けて」
研究協議「学校経営上の課題とその解決に向けて」

 
研修評価・振り返りシートから
0 研修の満足度、活用度
 ①本日の研修は、御自身のキャリアステージに応じた資質・能力の向上に役立つ内容でしたか。
  そう思う   そう思わない
 
満足度 93.0% 7.0%
 
 
1 講話「学校における特別支援教育」
  【目標】
 特別支援教育に関する学校内外の指導体制や環境の整備、人材育成などについて理解をするとともに、自校での取組への意欲をもつ。
 

【講話を聞いての主な意見・感想】

  • 早期発見・早期対応の指導の充実、個別ニーズに応じた全校体制での教育支援、通常学級における特別支援教育の充実の3点を具体策として、特別支援教育コーディネーター等と連携を図りながら、学校全体で組織的に取り組みたいと思います。
  • 生徒一人一人の本来持っている力を発揮させるために、「できること」「分かること」に目を向け、必要な支援を考えていきたいです。また、学校が生徒にとって安全・安心な居場所となるよう、また全ての生徒に対し分かりやすい授業を提供できるよう取り組んでいきたいと思います。そのためにも、生徒とのコミュニケーションを大切にし、日常の関わり合いから、子どもに焦点を当て、指導法を探っていくとともに、一人一人の考えを尊重する視点がもてるように、教職員に働きかけていきたいです。
 
2 講話「よりよい学校経営に向けて」
  【目標】
 組織マネジメントの考え方を生かした学校経営や校長としてのリーダーシップ等の在り方について再認識し、各学校のビジョン及びその実現のための工夫や課題解決へ生かそうとする意欲を高める。
 

【講話を聞いての主な意見・感想】

  • 自分の学校の職員への感謝の気持ちを忘れないようにする、それぞれの職員の良さを理解し、そこを伸ばすという考えを大切にする、改善してほしいことについても相手の気持ちを十分に理解して言葉をかけられるようにする、すべての職員とともに子ども達のために何をするべきかを考え、組織的に対応できるようにする。以上のことを心がけたいです。
  • 危機管理について、確かに管理職以外はそれほど意識が高くないのではないかと気付いたので、誰もが判断者になれるよう働きかけていく必要があると思いました。紹介されていた事例のように、まずは本校のヒヤリ・ハット事例を収集してみようと思います。
 
3 研究協議「学校経営上の課題とその解決に向けて」
  【目標】
 各学校の教育目標の具現化に向けたビジョンの在り方や、学校組織マネジメントを効果的に推進するために校長として発揮すべき指導性について意見交換することを通して、校長としての資質の向上を図る。
 

【研究協議を通しての主な意見・感想】

  • 働き方改革の一環として、ミドルリーダーの荷重負担解消や若手育成のため、校務分掌の見直しや各教職員の得意を活かした分掌担当決めの工夫、教科担任制やできればチーム担任制などについても検討していきたいと思います。
  • 地域の方々が主体的に学校に働きかけて各種の活動を行っているという他校の実情を知り、本校でも地域コーディネーターや自治会に提案し、地域からの主体的な働きかけで、学校や児童をつなぐ各種の活動を進めていただく形を検討し、実行していきたいと思いました。
  • 教職員が学校運営の当事者であることを意識して職務に当たれるよう、「マネージャーとして」の働きかけをしていきたいと思いました。そのためには、専門的信頼を得られるよう広範囲にわたる知識を深め、人間的信頼を得られるよう誠実な対応と全体を俯瞰して考え行動する力を付けたいと思いました。
 
 

 

 

 

 

令和6(2024)年度 新任校長研修(高等学校、特別支援学校)第2日

 

目  的 校長としての職務、今日的な教育課題、学校経営の在り方等について総合的に理解を深め、校長としての資質の向上を図る。
日  時 令和6(2024)年 7月 9日(火) 9:30~16:00
対  象 高等学校、特別支援学校の新任校長
研修内容 1 講話「学校における特別支援教育」
2 講話「学校の財務と事務室との連携」
3 講話・演習「学校におけるICT活用」
4 研究協議「学校経営上の課題とその解決に向けて」
講  師 県立学校職員
県教委事務局特別支援教育課職員
総合教育センター職員
研修の様子
講話「学校における特別支援教育」
講話「学校の財務と事務室との連携」
講話・演習「学校におけるICT活用」
研究協議「学校経営上の課題とその解決に向けて」

 
研修評価・振り返りシートから
研修の満足度・活用度
 ① 本日の研修は、御自身のキャリアステージに応じた資質・能力の向上に役立つ内容でしたか。
  そう思う   そう思わない
 
満足度 89.5% 10.5%
 
 
1 講話「学校における特別支援教育」
  【目標】
 特別支援教育に関する学校内外の指導体制や環境の整備、人材育成などについて理解するとともに、自校での取組への意欲をもつ。
 

【講話を聞いての主な意見・感想】

  • 支援を必要とする生徒は増加傾向にあるとのことで、医師の診断の有無にかかわらず、生徒の強みを伸ばす支援の共通理解を図り、校内の支援体制を再確認したいと思います。
  • 改めて特別支援教育について確認する場となりました。特別支援学校としてセンター的機能を発揮し、各校と情報共有しながら支援にあたりたいと思います。
 
2 講話「学校の財務と事務室との連携」
  【目標】
 事務室の業務、学校特有の財務について理解するとともに、事務室との連携の重要性を再確認する。
 

【講話を聞いての主な意見・感想】

  • 事務担当者の視点からの講話で、大変参考になりました。今後も、DX推進の視点や業務分担等について検討、周知し、事務室との連携を図っていきたいと思います。
  • 事務部の業務内容、財務関係を校長としてしっかりと把握し、教職員と事務部との連携を図っていくことが重要と考えます。
 
3 講話・演習「学校におけるICT活用」
  【目標】
 子どもたちを取り巻くネット環境の現状や学校教育におけるICT活用の現状と課題を理解するとともに、自校におけるICTを活用した教育活動について考える。
 

【講話・演習を通しての主な意見・感想】

  • 学校における著作権の課題は、確実に職員に伝え、生徒への周知を図りたいと思います。ネット環境の現状、情報モラル教育の必要性を改めて確認できました。「情報」の授業、普段の授業からも生徒に伝えることが大切であることを職員に伝えていきたいと思います。
  • 特別支援学校はタブレット等の端末の使用はかなり進んできましたが、活用という段階までには至っておりません。子供の障害特性に合ったICT活用を進めていきたいと思います。
 
4 研究協議「学校経営上の課題とその解決に向けて」
  【目標】
 各学校の教育目標の具現化に向けたビジョンの在り方や、学校組織マネジメントを効果的に推進するために校長として発揮すべき指導性について意見交換することを通して、校長としての資質の向上を図る。
 

【研究協議を通しての主な意見・感想】

  • 他校の校長先生の取組が大変参考になりました。本校でも教職員の意識調査や課題と感じている事案について聞き取り等を行い、課題の解決に向けて、教職員一人一人が我が事感をもって取り組める学校経営に努めてまいります。
  • どの学校も業務改善が課題でした。取り入れたいことがあっても、今現在、教職員が手一杯な状況であり、なかなか新たなことに取り組めないでいるのが現状です。上手く機能していない校務において、「やり方を少し変える」ことをまず提案して実践しようと思っています。
 
 

 

 

 

 

令和6(2024)年度 新任学習指導主任研修(小・中)

 

目  的 学習指導主任の職務・役割や学習指導の今日的課題について理解し、校内における実践を通して、学習指導主任としての資質の向上を図る。
日  時 令和 6(2024)年 6月24日(月) 9:30~16:00
対  象 小学校・中学校・義務教育学校の新任学習指導主任
研修内容 1 講話「新任学習指導主任に期待すること」
2 講話・演習「本県の学習指導の現状と課題」
3 研究協議「学習指導主任の職務と役割」
講  師 県教委事務局義務教育課学力向上推進担当指導主事
総合教育センター職員
研修の様子
講話
「新任学習指導主任に期待すること(小学校)」
講話
「新任学習指導主任に期待すること(中学校)」
講話・演習
「本県の学習指導の現状と課題(小学校)」
講話・演習
「本県の学習指導の現状と課題(中学校)」
研究協議
「学習指導主任の職務と役割(小学校)」
研究協議
「学習指導主任の職務と役割(中学校)」

 
研修評価・振り返りシートから
研修の満足度、活用度
 ① 本日の研修は、御自身のキャリアステージに応じた資質・能力の向上に役立つ内容でしたか
  そう思う   そう思わない
 
研修満足度 81% 19%
 
 
1 講話「新任学習指導主任に期待すること」
  【研修の目標】
 学習指導主任の責務を再確認するとともに、学習指導主任としての心構えや在り方について理解する。
 

【講話を聞いての主な意見・感想】

    <小学校>
  • 児童及び教職員の幸せのために、自校に合った学習指導のあり方を研究していきたいと思う。その中で、「令和の日本型学校教育」実現のため、「協働的な学び」と「個別最適な学び」について、どう具現化して取り組んでいくかを、職員と協議を重ね、共有しながら進めていきたい。
  • <中学校>
  • 学習指導主任の責務を確認できた。自校において主体的・対話的で深い学びを実現できるように、思考力・判断力・表現力などの「見えにくい学力」を重視した授業改善を推進していきたい。
 
2 講話・演習「本県の学習指導の現状と課題」
  【研修の目標】
 本県の学習指導の現状と課題を理解し、自校の学習指導を充実するための手掛かりを考えることができる。
 

【講話を聞いての主な意見・感想】

    <小学校>
  • 自校の学習指導を充実するために、とちぎっ子学習状況調査の分析を確実に活かす授業の実践を考えていきたい。また、成果と課題を洗い出すだけでなく、学校課題の解決のために着手できそうな手立てを焦点化し、全職員で共有できるよう工夫しつつ授業改善を行っていきたい。
  • <中学校>
  • 授業改善に向けた3つの視点のもと、本県の調査結果を振り返ってみると、教師側と児童生徒側で受け取り方に差があることがよく分かった。改善策や学力向上関係資料もたくさん教えていただいたので、できるところから取り入れていきたいと思った。
 
3 研究協議「学習指導主任の職務と役割
  【研修の目標】
 学習指導主任の職務と役割について理解し、学習指導の中核的な役割を担う意欲をもつことができる。
 

【研究協議の主な意見・感想】

    <小学校>
  • 同じ立場で同じ環境の先生方とお話する機会は少ないため、交流をする時間がとても有効だった。他校の先生方の頑張りや思いに触れ、心強く、頑張ろうという気持ちが強くなった。
  • <中学校>
  • 経験豊富な先生、若手の先生のそれぞれのよさを生かし、学習指導が推進されるよう、見守り、働きかけをしていきたい。研修の持ち方や家庭学習の方法、ICT活用など、学校の特色に合わせた最適な方法を考えていくことが必要だと考えた。
 
 

 

 

 

 

令和6(2024)年度 教頭2年目研修(小・中学校)第1日

 

目  的 管理職としての深い見識と優れたリーダーシップを高めるとともに、学校経営、学校教育管理、人事管理等に関する管理職としての実践的な資質・能力の向上を図る。
日  時 令和6(2024)年 6月 3日(月) 9:30~16:00
対  象 小学校、中学校、義務教育学校の教頭経験2年目に該当する者
研修内容 1 講話「コーチングを活用した人材育成」
2 講話「学校経営と学校事務」
4 発表・研究協議「学校組織マネジメント校内実践計画」
講  師 大学等職員
公立小学校事務長
総合教育センター職員
研修の様子
講話「コーチングを活用した人材育成」
講話「学校経営と学校事務」
発表・研究協議「学校組織マネジメント校内実践計画」

 
研修評価・振り返りシートから
0 研修の満足度、活用度
 本日の研修は、御自身のキャリアステージに応じた資質・能力の向上に役立つ内容でしたか。
  そう思う   そう思わない
 
研修満足度 92.1% 7.9%
 
 
1 講話「コーチングを活用した人材育成」
  【目標】
 管理職の立場やコーチングの視点を踏まえた人材育成の在り方について理解し、教職員の資質向上のためにOJTや校内研修の充実を図ろうとする。
 

【講話を聞いての主な意見・感想】

  • 学校のファシリテーターとして、今どきの先生方に対して、承認されたい・貢献したいというニーズや欲求を満たしていけるよう、対応をアップデートしていきたいです。賞賛よりねぎらいを大切にし、「聴く」を意識するより「話させる」を意識し、相手を認めたコーチングの手法を使い、コミュニケーションをとって調整役を務めていきたいと思います。
  • 「指導」ではなく、「成長を助ける」ことを意識して、かけがえのない同僚である先生方のやる気と力を信じ、「承認」と「質問力」でコーチングしていきたいと考えました。まず、こちらから声をかける・挨拶プラスワンから着手したいと思います。また、伝えなければならないことがあるときは、承認と期待のパンと拡大質問で、「やらされる」のではなく「自ら動く」行動を促せる教頭になりたいです。
 
2 講話「学校経営と学校事務」
  【目標】
 学校の財務を理解し、学校経営や教育活動を円滑に行うための有効かつ計画的な予算の執行について理解を深める。
 

【講話を聞いての主な意見・感想】

  • 早速、事務職員に「授業を見に行ってみよう!」という呼びかけをしました。実際に予算がどのように執行されているかの様子を見ていただこうと思います。そして、事務職からも子供たちの学びを支えているという実感を感じられるように、できるだけ現場(教室の様子)を見ていただき、共通理解のもと予算執行に向き合いたいと考えました。
  • 既に取り組んでもらっている「開かれた予算」、「適正かつ効率的な予算運営」がスムーズに進んでいくよう、教育活動推進のリーダーとして、事務職員とのコミュニケーションを更に深めるとともに、一人職であること、組織の一員であることへの配慮を忘れずに、協働体制を整えたいです。
 
3 発表・研究協議「学校組織マネジメント校内実践計画」
  【目標】
 学校組織マネジメント校内実践計画についての意見交換を通して、自校の計画を様々な観点で捉え、さらに校内実践に向けての見通しがもてる。
 

【発表・研究協議後の主な意見・感想】

  • まずは、校長先生の経営方針や思いを実現できるように、校長先生との対話の時間を大切にしたいと思います。そして、全教職員に校長先生の思いが伝わるように、分かりやすく繰り返し話をしていく。また、中心となって進める係の先生が納得できるように説明をしていきたいです。また、温かい職員室づくりをしていきたいです。そのために、いつも笑顔でいること、相談されたときには自分の仕事の手を止めて話を聴くこと、先生方にねぎらいの言葉を掛けることを心掛けたいです。特に、若手教員が生き生きと仕事ができるような職員室の人間関係が築けるように努めたいと思います。
  • 他校の教頭先生の実践計画を見せていただいたり、説明をお聞きしたりしながら、管理職としての視点に気付かされたり、本校と同じ悩みを抱えていらっしゃることを知ったりと多くの学びがありました。自分の実践計画においては、組織として取り組むための教頭としての関わりについて、さらに考えながら実践していきたいです。
 
 

 

 

 

 

令和6(2024)年度 教頭2年目研修(高等学校、特別支援学校)第1日

 

目  的 管理職としての深い見識と優れたリーダーシップを高めるとともに、学校経営、学校教育管理、人事管理等に関する管理職としての実践的な資質・能力の向上を図る。
日  時 令和6(2024)年 6月 3日(月) 9:30~16:00
対  象 高等学校、特別支援学校の教頭経験2年目に該当する者
研修内容 1 講話「コーチングを活用した人材育成」
2 講話「特別支援教育の充実に向けて」
3 講話「学校の財務」
4 講話・研究協議「学校運営における危機管理推進のポイント~危機管理体制の確立のために~」
講  師 大学等職員
総合教育センター職員
研修の様子
講話「コーチングを活用した人材育成」
講話「特別支援教育の充実に向けて」
講話「学校の財務」
講話・研究協議「学校運営における危機管理推進のポイント
~危機管理体制の確立のために~」

 
研修評価・振り返りシートから
0 研修の満足度、活用度
 本日の研修は、御自身のキャリアステージに応じた資質・能力の向上に役立つ内容でしたか。
  そう思う   そう思わない
 
満足度 86% 14%
 
 
1 講話「コーチングを活用した人材育成」
  【目標】
 管理職の立場やコーチングの視点を踏まえた人材育成の在り方について理解し、教職員の資質向上のためにOJTや校内研修の充実を図ろうとする。
 

【講話を聞いての主な意見・感想】

  • 人材育成を目標に、管理職として心掛けるべき姿勢を学べました。「指導者として心掛けること」を参考に、言葉掛けを変えていきたいと思います。まずは、相手への感謝を伝えることをしていきたいと思います。
  • 教職員一人ひとりの立場に立って考え、教頭としての意識をもって会話をしていきたいと思います。そのうえで、話を聴いてもらいたい人になれるよう心掛けていきたいと思います。
 
2 講話「特別支援教育の充実に向けて」
  【目標】
 高等学校における特別支援教育について理解するとともに、地域や学校の実態等を考慮し、特別支援教育コーディネーターを中心とした組織的な特別支援教育の在り方や特別支援教育を推進する上での管理職の役割を理解する。
 

【講話を聞いての主な意見・感想】

  • 今年度より、通級による指導協力員が配置されました。通級による指導について、まずは教職員の理解を深めるための研修を実施したいと思います。そして、インクルーシブ教育の実現に向け、本校での指導の在り方や実施方法を特別支援教育コーディネーターを中心に検討し、組織的な指導体制を構築していきたいと思います。
  • 日常生活では課題が表面に表れないが、本人の中では「困り感」を抱いて学校生活を送っている生徒が多数いると思います。HR担任や所属する部活動顧問などを中心に、一人一人がもつ課題、必要な配慮・支援方法を探り、教職員間で共有することが、今よりも自然に行われる雰囲気づくりをしたいと思います。
 
3 講話「学校の財務」
  【目標】
 学校の財務を理解し、学校経営や教育活動を円滑に行うための有効かつ計画的な予算の執行について理解を深める。
 

【講話を聞いての主な意見・感想】

  • 改めて学校の財務に関して考える機会を頂き感謝しています。教頭として財務に関する視点をしっかりと持ち、公金や準公金を問わず事務処理を人任せにせず対応していきたいと思います。
  • 学校の予算の編成や執行の流れについて確認することができました。学校運営費がどれくらいきているか改めて確認いたしました。予算については事務部が把握していればよいということではなく、教頭としても限られた予算を学校運営に効果的に活用できるようにしていかなければいけないと思いました。
 
4 講話・研究協議「学校運営における危機管理推進のポイント~危機管理体制の確立のために~」
  【目標】
 危機管理の実践的なポイントを理解し、教職員の危機意識の向上や自校の危機管理体制の構築のヒントを得るとともに方策を考える。
 

【講話・研究協議を通しての主な意見・感想】

  • それぞれの学校における危機管理の現状を理解することができました。危機管理マニュアルの改訂や変更を組織的に行っていきたいと思います。
  • 危機管理マニュアルの更新と教職員への周知を行いたいと思います。また、ヒヤリハット事例を数多く集めることで、ヒヤリハットを集める意義について周知していきたいと思います。