研修報告

令和6(2024)年度 新任校長研修(小・中学校)第1日

 

目  的 校長としての職務、今日的な教育課題、学校経営の在り方等について総合的に理解を深め、校長としての資質の向上を図る。
日  時 令和6(2024)年 4月22日(月) 9:30~16:00
対  象 令和 6年度の小・中・義務教育学校の新任校長
研修内容 1 講話「新任校長への期待」
2 講話「人権教育の推進と校長の役割」
3 講話「学校経営に関する諸課題-指導関係-」
4 講話「学校経営に関する諸課題-服務関係-」
講  師 総合教育センター所長
県教委事務局教育政策課人権教育室長
県教委事務局義務教育課指導担当課長補佐
県教委事務局義務教育課人事担当課長補佐
県教委事務局義務教育課人事担当管理主事
研修の様子
講話「新任校長への期待」

講話「人権教育の推進と校長の役割」

講話「学校経営に関する諸課題-指導関係-」

講話「学校経営に関する諸課題-服務関係-」
 
研修評価・振り返りシートから
0 研修の満足度、活用度
 本日の研修は、御自身のキャリアステージに応じた資質・能力の向上に役立つ内容でしたか。
  そう思う   そう思わない
 
満足度 97.0% 3.0%
 
 
1 講話「新任校長への期待」
  【目標】
 本県教育の今日的課題を再確認するとともに、校長としての心構えについて理解し、管理職としての意識を高める。
 

【講話を聞いての主な意見・感想】

  • 校長として、子どもたち一人一人が楽しく安心して学ぶことができる学校、すべての教職員が健康に配慮しながらやりがいをもって働くことができる学校づくりに、リーダーシップをもって取り組みたい。
  • 今いるメンバーの力を最大限に生かして学校経営を進めるために、校長自身がロールモデルとなって、仕事を楽しみ、笑顔で子どもたちや教職員と接することを心がけたい。さらに、対話を重視し、互いを高め合える自律型教職員集団となることを目指したい。
 
2 講話「人権教育の推進と校長の役割」
  【目標】
 人権教育への取組とその課題について理解を深め、学校運営の責任者として人権教育を推進していく自覚をもつことができる。
 

【講話を聞いての主な意見・感想】

  • 一人一人を大切にし、可能性を伸ばすとともに、差別解消を図るための資質・能力の育成を大切にして、人権教育を推進していきたい。
  • 職員研修に限らず、日常的に人権に関する話題を提示して、教職員の人権意識を高めたい。また、道徳科を中心として指導の充実を図れるよう、学校経営方針を早速見直し、加筆したい。
  • 人権教育と学校経営が密接に関わっていることがよく理解できた。心理的安全性の担保された教室、安全・安心な職員室をつくっていきたい。


3 講話「学校経営に関する諸課題-指導関係-」
  【目標】
 教育改革の動きについて知るとともに、本県における指導関係の取組と課題について理解し、学校経営方針の構築に生かすことができる。
 

【講話を聞いての主な意見・感想】

  • 今ある教育課程と学校教育目標がつながっているか、もう一度よく確認したい。
  • 知・徳・体をベースにした教育目標を「資質・能力」の側面で捉え直すことを改めて行い、グランドデザインの中に明確に示す。また、それを教職員で共有する手立てを考え、具体的にどう実現していくかを考えていきたい。
  • どのような力をつけたいのか、そのためにどのような授業を行っていくのかを先生方と具体的に考えていきたい。また、振り返りを行い改善していきたい。


4 講話「学校経営に関する諸課題-服務関係-」
(1)「学校経営と教育関係法規」
  【目標】
 学校経営に関する法的裏付けを確認し、様々な問題や課題に対処した円滑な学校運営ができるよう管理者としての資質を高める。
 

【講話を聞いての主な意見・感想】

  • 危機管理の意識を全教職員に浸透させ、適切な対応が取れるようにしていきたい。また、教職員と積極的にコミュニケーションを図るように努めたい。
  • 法令を遵守しながら業務が円滑に行われるよう担当する教職員に声かけや励まし、相談に応じていきたい。
  • 危機管理に関する事案は、校長同士で意見交換したり、教育委員会と相談したりすることを大切にしたい。また緊急時の対応では決断力も必要であるから、迅速な情報収集を常日頃から行うことを意識したい。


(2)「教職員評価制度について」
  【目標】
 教職員評価制度の趣旨や実施上の留意事項について確認し、評価者としての資質向上を図る。
 

【講話を聞いての主な意見・感想】

  • 教職員一人一人の資質・能力や勤務意欲の向上を目指し、公正・公平な評価に取り組んでいきたい。
  • 学校教育目標達成のために、教職員の個性や特性を把握し、どのように組織として成長していくことができるのかを考え、取り組んでいきたい。
  • 教職員評価制度の趣旨を十分に理解し、一人一人の資質・能力の向上を後押しするため、コミュニケーションを大切にし、先生方それぞれの持ち味を最大限に引き上げ、学校力を向上させていきたい。
  • 対話を通して、教職員それぞれがどの分野でのレベルアップを望むのかを明確にすることを重要視していきたい。
 
 

 

 

 

 

令和6(2024)年度 新任校長研修(高等学校、特別支援学校)第1日

 

目  的 校長としての職務、今日的な教育課題、学校経営の在り方等について総合的に理解を深め、校長としての資質の向上を図る。
日  時 令和6(2024)年 4月22日(月) 9:30~16:00
対  象 高等学校、特別支援学校の新任校長
研修内容 1 講話「新任校長への期待」
2 講話「人権教育の推進と校長の役割」
3 講話「校長の使命と職務」
4 講話「学校経営に関する諸課題-指導関係-」
5 講話「学校経営に関する諸課題-服務関係-」
講  師 県教委事務局教育政策課人権教育室長
県教委事務局高校教育課人事担当課長補佐
県教委事務局高校教育課指導担当副主幹
総合教育センター職員
研修の様子

講話「新任校長への期待」

講話「人権教育の推進と校長の役割」

講話「校長の使命と職務」

講話「学校経営に関する諸課題-指導関係-」

 
研修評価・振り返りシートから
0 研修の満足度、活用度
 本日の研修は、御自身のキャリアステージに応じた資質・能力の向上に役立つ内容でしたか。
  そう思う   そう思わない
 
満足度 94.7% 5.3%
 
 
1 講話「新任校長への期待」
  【目標】
 本県教育の今日的課題を再確認するとともに、校長としての心構えについて理解し、管理職としての意識を高める。
 

【講話を聞いての主な意見・感想】

  • 笑顔で児童生徒を迎え、先生方の話に耳を傾けることを常に意識していきたいです。一つの学校を任された責任の重さを意識しながらも、気負うことなく学校経営に臨みたいと思います。
  • 「笑顔」「言葉」「覚悟」「職務」「人生」の5つのキーワードを心に留めて、責務を全うしたいと考えています。
 
2 講話「人権教育の推進と校長の役割」
  【目標】
 人権教育への取組とその課題について理解を深め、学校運営の責任者として人権教育を推進していく自覚をもつことができる。
 

【講話を聞いての主な意見・感想】

  • 教職員が高い人権意識を常にもち続けられるよう指導を行い、教頭と連携しながら心理的安全性のある職場(職員室)づくりに取り組んでいきたいと思いました。
  • 校長の言動を教職員がよく見ているので、まずは、校長としてしっかりと人権感覚をもっていきたいです。


3 講話「校長の使命と職務」
  【目標】
 具体的な事例に基づき、明確な経営方針の設定方法や学校経営の在り方、教育課程の編成やその運用におけるリーダーシップの在り方、教職員評価制度に基づく人材育成や服務の管理、危機管理、保護者対応などについての理解を深め、校長としての役割を理解することができる。
 

【講話を聞いての主な意見・感想】

  • 改めて、生徒のウェルビーイングの実現のためにという視点で学校経営を考える機会となりました。校長としてのリーダーシップをどう発揮すべきか、自分はどんな学校をつくるリーダーでありたいのか、自分を問う時間となりました。
  • 講話をとおして、リーダーとして覚悟を決めて、学校・生徒のために自分らしく堂々と努めたいと思いました。


4 講話「学校経営に関する諸課題-指導関係-」
  【目標】
 高校教育課指導関係の所管事項について、これまでの本県の教育改革への取組と課題、今後の本県における指導関係の取組と課題について理解し、学校経営方針の構築に生かすことができる。
 

【講話を聞いての主な意見・感想】

  • 国や県の動向について確認することができました。特に、不登校について、丁寧に対応できるよう校内組織の体制を点検していきたいと思います。
  • 学校を取り巻く課題が複雑化する中で、指導要領等の方向性が実現されるよう、保護者や地域と連携・協力しながら、教育活動を推進していく必要性を感じました。


5 講話「学校経営に関する諸課題-服務関係-」
  【目標】
 校長の職務、人事・服務、危機管理、教職員評価制度等についての理解を深め、人材育成、人事管理、服務管理、危機管理における校長としての資質の向上を図る。
 

【講話を聞いての主な意見・感想】

  • 危機管理に関する対応については、関係法令の正確な理解とともに、管理職が正しい対応を把握しておく必要があると思います。ケーススタディー等を行い、管理職としての準備をしっかりとしておきたいと思います。
  • 危機管理が前提ですが、職員の把握から取り組み人材育成につなげたいと思います。また、若手の育成体制の改善を図りたいと考えます。