令和6(2024)年度 新任校長研修(小・中学校)第2日
目 的 |
校長としての職務、今日的な教育課題、学校経営の在り方等について総合的に理解を深め、校長としての資質の向上を図る。 |
日 時 |
令和6(2024)年 7月 9日(火) 9:30~16:00 |
対 象 |
小学校、中学校、義務教育学校の新任校長 |
研修内容 |
1 講話「学校における特別支援教育」 2 講話「よりよい学校経営に向けて」 3 研究協議「学校経営上の課題とその解決に向けて」 |
講 師 |
宇都宮大学教職センター職員 県教委事務局特別支援教育課職員 総合教育センター職員 |
研修の様子 |
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講話「学校における特別支援教育」
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講話「よりよい学校経営に向けて」
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研究協議「学校経営上の課題とその解決に向けて」
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研修評価・振り返りシートから |
0 研修の満足度、活用度 ①本日の研修は、御自身のキャリアステージに応じた資質・能力の向上に役立つ内容でしたか。
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そう思う |
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そう思わない |
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1 |
2 |
3 |
4 |
満足度 |
93.0% |
7.0% |
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1 講話「学校における特別支援教育」
【目標】
特別支援教育に関する学校内外の指導体制や環境の整備、人材育成などについて理解をするとともに、自校での取組への意欲をもつ。 |
【講話を聞いての主な意見・感想】
- 早期発見・早期対応の指導の充実、個別ニーズに応じた全校体制での教育支援、通常学級における特別支援教育の充実の3点を具体策として、特別支援教育コーディネーター等と連携を図りながら、学校全体で組織的に取り組みたいと思います。
- 生徒一人一人の本来持っている力を発揮させるために、「できること」「分かること」に目を向け、必要な支援を考えていきたいです。また、学校が生徒にとって安全・安心な居場所となるよう、また全ての生徒に対し分かりやすい授業を提供できるよう取り組んでいきたいと思います。そのためにも、生徒とのコミュニケーションを大切にし、日常の関わり合いから、子どもに焦点を当て、指導法を探っていくとともに、一人一人の考えを尊重する視点がもてるように、教職員に働きかけていきたいです。
2 講話「よりよい学校経営に向けて」
【目標】
組織マネジメントの考え方を生かした学校経営や校長としてのリーダーシップ等の在り方について再認識し、各学校のビジョン及びその実現のための工夫や課題解決へ生かそうとする意欲を高める。 |
【講話を聞いての主な意見・感想】
- 自分の学校の職員への感謝の気持ちを忘れないようにする、それぞれの職員の良さを理解し、そこを伸ばすという考えを大切にする、改善してほしいことについても相手の気持ちを十分に理解して言葉をかけられるようにする、すべての職員とともに子ども達のために何をするべきかを考え、組織的に対応できるようにする。以上のことを心がけたいです。
- 危機管理について、確かに管理職以外はそれほど意識が高くないのではないかと気付いたので、誰もが判断者になれるよう働きかけていく必要があると思いました。紹介されていた事例のように、まずは本校のヒヤリ・ハット事例を収集してみようと思います。
3 研究協議「学校経営上の課題とその解決に向けて」
【目標】
各学校の教育目標の具現化に向けたビジョンの在り方や、学校組織マネジメントを効果的に推進するために校長として発揮すべき指導性について意見交換することを通して、校長としての資質の向上を図る。 |
【研究協議を通しての主な意見・感想】
- 働き方改革の一環として、ミドルリーダーの荷重負担解消や若手育成のため、校務分掌の見直しや各教職員の得意を活かした分掌担当決めの工夫、教科担任制やできればチーム担任制などについても検討していきたいと思います。
- 地域の方々が主体的に学校に働きかけて各種の活動を行っているという他校の実情を知り、本校でも地域コーディネーターや自治会に提案し、地域からの主体的な働きかけで、学校や児童をつなぐ各種の活動を進めていただく形を検討し、実行していきたいと思いました。
- 教職員が学校運営の当事者であることを意識して職務に当たれるよう、「マネージャーとして」の働きかけをしていきたいと思いました。そのためには、専門的信頼を得られるよう広範囲にわたる知識を深め、人間的信頼を得られるよう誠実な対応と全体を俯瞰して考え行動する力を付けたいと思いました。
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