令和6(2024)年度 教頭2年目研修(小・中学校)第1日
目 的 |
管理職としての深い見識と優れたリーダーシップを高めるとともに、学校経営、学校教育管理、人事管理等に関する管理職としての実践的な資質・能力の向上を図る。 |
日 時 |
令和6(2024)年 6月 3日(月) 9:30~16:00 |
対 象 |
小学校、中学校、義務教育学校の教頭経験2年目に該当する者 |
研修内容 |
1 講話「コーチングを活用した人材育成」 2 講話「学校経営と学校事務」 4 発表・研究協議「学校組織マネジメント校内実践計画」 |
講 師 |
大学等職員 公立小学校事務長 総合教育センター職員 |
研修の様子 |
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講話「コーチングを活用した人材育成」
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講話「学校経営と学校事務」
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発表・研究協議「学校組織マネジメント校内実践計画」
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研修評価・振り返りシートから |
0 研修の満足度、活用度 本日の研修は、御自身のキャリアステージに応じた資質・能力の向上に役立つ内容でしたか。
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そう思う |
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そう思わない |
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1 |
2 |
3 |
4 |
研修満足度 |
92.1% |
7.9% |
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1 講話「コーチングを活用した人材育成」
【目標】
管理職の立場やコーチングの視点を踏まえた人材育成の在り方について理解し、教職員の資質向上のためにOJTや校内研修の充実を図ろうとする。 |
【講話を聞いての主な意見・感想】
- 学校のファシリテーターとして、今どきの先生方に対して、承認されたい・貢献したいというニーズや欲求を満たしていけるよう、対応をアップデートしていきたいです。賞賛よりねぎらいを大切にし、「聴く」を意識するより「話させる」を意識し、相手を認めたコーチングの手法を使い、コミュニケーションをとって調整役を務めていきたいと思います。
- 「指導」ではなく、「成長を助ける」ことを意識して、かけがえのない同僚である先生方のやる気と力を信じ、「承認」と「質問力」でコーチングしていきたいと考えました。まず、こちらから声をかける・挨拶プラスワンから着手したいと思います。また、伝えなければならないことがあるときは、承認と期待のパンと拡大質問で、「やらされる」のではなく「自ら動く」行動を促せる教頭になりたいです。
2 講話「学校経営と学校事務」
【目標】
学校の財務を理解し、学校経営や教育活動を円滑に行うための有効かつ計画的な予算の執行について理解を深める。 |
【講話を聞いての主な意見・感想】
- 早速、事務職員に「授業を見に行ってみよう!」という呼びかけをしました。実際に予算がどのように執行されているかの様子を見ていただこうと思います。そして、事務職からも子供たちの学びを支えているという実感を感じられるように、できるだけ現場(教室の様子)を見ていただき、共通理解のもと予算執行に向き合いたいと考えました。
- 既に取り組んでもらっている「開かれた予算」、「適正かつ効率的な予算運営」がスムーズに進んでいくよう、教育活動推進のリーダーとして、事務職員とのコミュニケーションを更に深めるとともに、一人職であること、組織の一員であることへの配慮を忘れずに、協働体制を整えたいです。
3 発表・研究協議「学校組織マネジメント校内実践計画」
【目標】
学校組織マネジメント校内実践計画についての意見交換を通して、自校の計画を様々な観点で捉え、さらに校内実践に向けての見通しがもてる。 |
【発表・研究協議後の主な意見・感想】
- まずは、校長先生の経営方針や思いを実現できるように、校長先生との対話の時間を大切にしたいと思います。そして、全教職員に校長先生の思いが伝わるように、分かりやすく繰り返し話をしていく。また、中心となって進める係の先生が納得できるように説明をしていきたいです。また、温かい職員室づくりをしていきたいです。そのために、いつも笑顔でいること、相談されたときには自分の仕事の手を止めて話を聴くこと、先生方にねぎらいの言葉を掛けることを心掛けたいです。特に、若手教員が生き生きと仕事ができるような職員室の人間関係が築けるように努めたいと思います。
- 他校の教頭先生の実践計画を見せていただいたり、説明をお聞きしたりしながら、管理職としての視点に気付かされたり、本校と同じ悩みを抱えていらっしゃることを知ったりと多くの学びがありました。自分の実践計画においては、組織として取り組むための教頭としての関わりについて、さらに考えながら実践していきたいです。
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