令和6(2024)年度 新任校長研修(高等学校、特別支援学校)第2日

 

目  的 校長としての職務、今日的な教育課題、学校経営の在り方等について総合的に理解を深め、校長としての資質の向上を図る。
日  時 令和6(2024)年 7月 9日(火) 9:30~16:00
対  象 高等学校、特別支援学校の新任校長
研修内容 1 講話「学校における特別支援教育」
2 講話「学校の財務と事務室との連携」
3 講話・演習「学校におけるICT活用」
4 研究協議「学校経営上の課題とその解決に向けて」
講  師 県立学校職員
県教委事務局特別支援教育課職員
総合教育センター職員
研修の様子
講話「学校における特別支援教育」
講話「学校の財務と事務室との連携」
講話・演習「学校におけるICT活用」
研究協議「学校経営上の課題とその解決に向けて」

 
研修評価・振り返りシートから
研修の満足度・活用度
 ① 本日の研修は、御自身のキャリアステージに応じた資質・能力の向上に役立つ内容でしたか。
  そう思う   そう思わない
 
満足度 89.5% 10.5%
 
 
1 講話「学校における特別支援教育」
  【目標】
 特別支援教育に関する学校内外の指導体制や環境の整備、人材育成などについて理解するとともに、自校での取組への意欲をもつ。
 

【講話を聞いての主な意見・感想】

  • 支援を必要とする生徒は増加傾向にあるとのことで、医師の診断の有無にかかわらず、生徒の強みを伸ばす支援の共通理解を図り、校内の支援体制を再確認したいと思います。
  • 改めて特別支援教育について確認する場となりました。特別支援学校としてセンター的機能を発揮し、各校と情報共有しながら支援にあたりたいと思います。
 
2 講話「学校の財務と事務室との連携」
  【目標】
 事務室の業務、学校特有の財務について理解するとともに、事務室との連携の重要性を再確認する。
 

【講話を聞いての主な意見・感想】

  • 事務担当者の視点からの講話で、大変参考になりました。今後も、DX推進の視点や業務分担等について検討、周知し、事務室との連携を図っていきたいと思います。
  • 事務部の業務内容、財務関係を校長としてしっかりと把握し、教職員と事務部との連携を図っていくことが重要と考えます。
 
3 講話・演習「学校におけるICT活用」
  【目標】
 子どもたちを取り巻くネット環境の現状や学校教育におけるICT活用の現状と課題を理解するとともに、自校におけるICTを活用した教育活動について考える。
 

【講話・演習を通しての主な意見・感想】

  • 学校における著作権の課題は、確実に職員に伝え、生徒への周知を図りたいと思います。ネット環境の現状、情報モラル教育の必要性を改めて確認できました。「情報」の授業、普段の授業からも生徒に伝えることが大切であることを職員に伝えていきたいと思います。
  • 特別支援学校はタブレット等の端末の使用はかなり進んできましたが、活用という段階までには至っておりません。子供の障害特性に合ったICT活用を進めていきたいと思います。
 
4 研究協議「学校経営上の課題とその解決に向けて」
  【目標】
 各学校の教育目標の具現化に向けたビジョンの在り方や、学校組織マネジメントを効果的に推進するために校長として発揮すべき指導性について意見交換することを通して、校長としての資質の向上を図る。
 

【研究協議を通しての主な意見・感想】

  • 他校の校長先生の取組が大変参考になりました。本校でも教職員の意識調査や課題と感じている事案について聞き取り等を行い、課題の解決に向けて、教職員一人一人が我が事感をもって取り組める学校経営に努めてまいります。
  • どの学校も業務改善が課題でした。取り入れたいことがあっても、今現在、教職員が手一杯な状況であり、なかなか新たなことに取り組めないでいるのが現状です。上手く機能していない校務において、「やり方を少し変える」ことをまず提案して実践しようと思っています。