令和6(2024)年度 新任教頭研修(高等学校、特別支援学校)第1日
目 的 |
管理職としての見識を深め教育理念を構築するとともに、教頭の職務を理解し、学校経営、学校教育管理、人事管理等に関する管理職としての基本的な資質・能力の向上を図る。 |
日 時 |
令和6(2024)年 4月26日(金) 9:30~16:00 |
対 象 |
高等学校、特別支援学校の新任教頭 |
研修内容 |
1 講話「新任教頭への期待」 2 講話「人権教育の推進と教頭の役割」 3 講話「教頭の職務と学校経営」 4 講話・演習「教頭の職務と人事管理」 |
講 師 |
総合教育センター所長 県教委事務局教育政策課人権教育室副主幹 県教委事務局高校教育課人事担当課長補佐 県教委事務局高校教育課指導担当副主幹(GL) |
研修の様子 |
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研修評価・振り返りシートから |
0 研修の満足度 (御自身のキャリアステージに応じた資質・能力の向上に役立つ内容でしたか)
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そう思う |
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そう思わない |
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1 |
2 |
3 |
4 |
研修満足度 |
88.9% |
11.1% |
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1 講話「新任教頭への期待」
【目標】
本県教育の今日的課題を再確認するとともに、教頭としての心構えについて理解し、管理職としての意識を高める。 |
【講話を聞いての主な意見・感想】
- 主体的な姿勢、継続的な学び、個別最適な学び、協働的な学びなど新たな教師の学びの姿勢を再認識できました。まずは笑顔、言葉を日ごろから磨き、責任をもって学校を守り、教職員を守れるような学校づくりを心がけていきたいと思います。
- 教頭として、子どもたちのために①笑顔、②言葉、③連携、④職務、⑤人生の5つのことを忘れずに職務を全うしたいと思います。また、子どもたちだけでなく、本校の教職員との対話を大切にしながら、意識改革や業務改善を進め、より良い職場環境の構築を行っていきたいです。
2 講話「人権教育の推進と教頭の役割」
【目標】
人権教育への取組とその課題について理解を深め、教頭としての人権教育を推進していく自覚をもつことができる。 |
【講話を聞いての主な意見・感想】
- 本校では、一人一人に応じた非常にきめ細やかな指導をそれぞれの教員が心がけているが、今一度「教職員自身の人権意識の高揚に向けた取組」について再確認していきたいと思います。
- 自分自身はもちろん生徒や保護者、教職員との関係の中で、相手を尊重する姿勢やお互いに敬う姿勢を忘れずに言葉や行動を振り返り、関わり合っていきたいと思います。また、人権教育を進めていく上で人権教育主任への負担が大きくなる可能性があるので、教頭や組織全体で支援し、人権教育を推進していきたいと思います。
3 講話「教頭の職務と学校経営」
【目標】
国や本県の指導関係に関する諸課題と施策について理解を深める。また、特色ある学校づくり、開かれた学校づくり、学校組織の活性化など学校経営に関する教頭の役割について理解する。 |
【講話を聞いての主な意見・感想】
- 学校の「強み」や「弱み」を理解し、教職員一人一人の強さや個性をつなぎ合わせ、学校の課題を個としてではなく、学校の組織としての力を活用し、変えたり支えたりしていかなければならないと思います。
- 不登校対策が国や県においても重要課題になっていることを改めて認識しました。初期対応の取組例を参考に、現勤務校においても不登校の兆候を早期に発見し、組織的に対応することができるよう、教頭としてリーダーシップを発揮していきたいです。
4 講話・演習「教頭の職務と人事管理」
【目標】
本県の服務関係の諸課題について理解を深めるとともに、法令等に基づいた適切な教育活動を展開するための教頭の職務と人事管理について理解する。 |
【講話・演習を通しての主な意見・感想】
- 教頭として行う職務の内容を改めて詳細に知ることができ、身の引き締まる思いとなりました。その中で、服務、時間外勤務、出張や職専免、休暇等を法に則って正しく行えるよう、改めて確認し対処できるようにしていきたいです。
- 教頭として諸問題を対処していくために、法令についての理解を深め、初期対応について迅速に行えるような体制を整えるとともに、危機を未然に防ぐために高い危機管理意識をもちたいと思いました。
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