令和 6(2024)年度 小学校理科観察実験研修

目  的 小学校理科における観察、実験の指導に必要な初歩的技能及び実践的技能を身に付け、教科指導力の向上を図る。
日  時 令和 6(2024)年 7月30日(火) 9:30~16:00
対  象 観察、実験での安全指導の仕方や器具の基本的な扱い方から効果的な活用の仕方、日常生活との関連を配慮した授業の進め方など、実践的な指導技術を学びたいと考えている教員
研修内容 講話・実習「顕微鏡の使い方」
講話・実習「天体について」
講話・実習「気体採取器・気体検知管の活用」
講話・実習「電気について」
講  師 民間企業関係者
総合教育センター職員
研修の様子
 
講話・実習「顕微鏡の使い方」
講話・実習「天体について」
講話・実習「電気について」
受講者の声
  • 実際に操作しながら、児童が回路について理解を深めていく過程を想像し、研修することができました。手作りモーターの作成、磁石につくかどうかの実験等、すぐにでも生かせそうです。
  • 顕微鏡でみた映像をスマホで録画できるということを知らなかったので、授業の際にタブレットで動画をとり、共有できるようにしたいと思いました。
  • 気体検知管の使い方や、社会のどのような場面で活用されているかを学ぶことができ、学校でも児童に伝えようと思いました。具体的な操作方法や注意点も知れたので、授業で使用する際に生かしたいです。
  • 天文の分野は、自分でも分からなくなってしまうところがあって難しいですが、月の見え方のモデルはとても分かりやすかったです。職員室で掲示して広めたいと思います。
研修担当者からの
メッセージ
 教員が指導困難と感じる内容(顕微鏡、天体、電気)について、一人1観察、実験として実施することで、受講者の観察、実験に対する操作の習熟を図り、理解を深めることができました。また、教材を作成することができ、有意義な時間を過ごすことができたようです。 次に、安全への配慮を要する内容について、外部講師(気体検知管の製作会社)による講話・演習として実施することで、安全な指導法について、実感を伴いながら理解することができました。そして、日常とのつながりをより意識することができたようです。