令和6(2024)年度 新任主幹教諭研修(小・中)

 

目  的 主幹教諭としての職務、学校経営への参画の在り方等について理解を深め、主幹教諭としての資質の向上を図る。
日  時 令和6(2024)年 5月31日(金) 9:30~16:00
対  象 小学校・中学校・義務教育学校の新任主幹教諭
研修内容 1 講話「主幹教諭への期待」
2 演習・研究協議「主幹教諭としてのマネジメント」
3 講話・ワークショップ
  「主幹教諭に求められるリーガルマインド~価値観の多様化と学校運営~」
講  師 大学等職員
県教委事務局義務教育課職員
総合教育センター職員
研修の様子
講話「主幹教諭への期待」
演習・研究協議「主幹教諭としてのマネジメント」
講話・ワークショップ「主幹教諭に求められるリーガルマインド~価値観の多様化と学校運営~」

 
研修評価・振り返りシートから
0 研修の満足度、活用度
 本日の研修は、御自身のキャリアステージに応じた資質・能力の向上に役立つ内容でしたか。
  そう思う   そう思わない
 
満足度 96.2% 3.8%
 
 
1 講話「主幹教諭への期待」
  【目標】
 国や県の教育改革の動きを踏まえ、主幹教諭が期待される役割を理解する。また、主な職務内容、各職との関わり、求められる資質・能力について理解を深める。
 

【講話を聞いての主な意見・感想】

  • 校務の総合調整をすること、管理職と教職員をつなぐこと、若手教員の育成等、期待されている役割を理解することができました。その役割を果たすためにも、同僚とのコミュニケーション、報告・連絡・相談をまずは大切にしたいと思います。
  • 校長が最終判断をするために必要な資料を整理すること、横断的な対応で、学年間・分掌間の認識のずれを解消していくため調整を図っていくことが大切だと学びました。情報を収集・整理するとともに、先生方の意見を集約し、コミュニケーション能力を生かして調整を図り、メリット・デメリットを分析し、分かりやすく説明する力をつけていくことが大切だと学びました。
 
2 演習・研究協議「主幹教諭としてのマネジメント」
  【目標】
 主幹教諭の主な職務に対する現状を振り返り、自己の課題に気付いたり、自己の特徴を生かした今後の取組を考えたりすることができる。
 

【演習・研究協議を通しての主な意見・感想】

  • 各種実施計画の「ねらい」と、学校教育目標との関連を明示するため、実施計画内に意識すべき教育目標の合言葉を記入し周知できるようにしたいと思います。
  • 「組織運営体制の改善」についての取組を積極的に行っていきたいと考えました。垂直的な調整、水平的な調整を上手くやっていくことで、日々の教育課程の実施がスムーズに行われていくと思います。
  • 管理職をはじめ、先生方と意識的にコミュニケーションを取るように心がけ、何でも相談できるような関係性を作っていきたいと思います。
 
3 講話・ワークショップ「主幹教諭に求められるリーガルマインド~価値観の多様性と学校経営~」
  【目標】
 学校現場における危機管理の在り方を考えるにあたり、教育実践で必要となるコンプライアンスの視点を得る。
 

【講話・ワークショップ後の主な意見・感想】

  • 学校として、社会的責任を果たしながら、役割を果たしていく必要があるというお話をうかがい、児童の安全を確保しながら、成長を支えることのバランスを考えることが重要ということを、もう一度職員会議や職員研修で全体確認したいと思いました。
  • 学校対応の妥当性を示すことが大切であることが分かりました。経験値に頼ることなく、対応の根拠として、法令、条例、危機管理マニュアル、ガイドライン等を確認することが不可欠であることは、本校教職員にも伝えていきたいと思います。また、自分自身も法令等をしっかり学び、教職員が対応に困っているときに法的根拠を示すなどして、適切な対応ができるようにしたいと思いました。