令和6(2024)年度 新任教頭研修(小・中学校)第1日
目 的 |
管理職としての見識を深め教育理念を構築するとともに、教頭の職務を理解し、学校経営、学校教育管理、人事管理等に関する管理職としての基本的な資質・能力の向上を図る。 |
日 時 |
令和6(2024)年4月26日(金) 9:30~16:00 |
対 象 |
小・中・義務教育学校の新任教頭 |
研修内容 |
1 講話「新任教頭への期待」 2 講話「人権教育の推進と教頭の役割」 3 講話「特別支援教育における教頭の役割」 4 講話・研究協議「教職員評価制度について」 |
講 師 |
総合教育センター所長 県教委事務局教育政策課人権教育室副主幹 県教委事務局特別支援教育課インクルーシブ教育推進担当副主幹 県教委事務局義務教育課人事担当副主幹兼管理主事、管理主事 |
研修の様子 |
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研修評価・振り返りシートから |
0 研修の満足度 (御自身のキャリアステージに応じた資質・能力の向上に役立つ内容でしたか)
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そう思う |
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そう思わない |
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1 |
2 |
3 |
4 |
研修満足度 |
94.3% |
5.7% |
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1 講話「新任教頭への期待」
【目標】
本県教育の今日的課題を再確認するとともに、教頭としての心構えについて理解し、管理職としての意識を高める。 |
【講話を聞いての主な意見・感想】
- 今回の講話を聞き、改めて身の引き締まる思いになりました。まずは児童生徒の安全・安心のために、危機意識を組織で共有することの重要性を感じました。更に、いつでも危機管理という視点から学校全体を見る目をもたないといけないと思いました。
- 「職員室の担任」としての自覚と責任、そして最後に話された5つの言葉①笑顔②言葉(勇気を与える言葉)③連携(校長・教職員)④職務(様々な工夫・ネットワーク)⑤人生(仕事以外も楽しむ)を大切にしていきたいと思います。
2 講話「人権教育の推進と教頭の役割」
【目標】
人権教育への取組とその課題について理解を深め、教頭として人権教育を推進していく自覚をもつことができる。 |
【講話を聞いての主な意見・感想】
- 人権教育を指導する立場の教職員が、人権意識をしっかりもたないといけないと感じました。そのためには、まず、教職員の人権意識の高揚が大切であると考えます。具体的な事例をもとに、ロールプレイングの手法を取り入れながら校内研修を充実させ、一人一人の人権意識の向上を図っていきたいと思います。
- 人権教育の大切さについては日頃から感じている所ではありますが、特に人権に関する調査の結果を知って、それをより一層感じました。
3 講話「特別支援教育における教頭の役割」
【目標】
特別支援教育に関わる校内体制づくりについて理解する。 |
【講話を聞いての主な意見・感想】
- インクルーシブ教育が進んでいる中で、特別支援学級にのみ、特別支援教育が必要な児童生徒がいるわけではないので、すべての学級に当てはまる校内支援体制が必要だと思います。まず、教頭として、学校内の児童生徒の実態把握と情報を収集し、必要な体制の充実を図ることから着手しようと思います。
4 講話・研究協議「教職員評価制度について」
【目標】
管理職の立場で行う教職員評価について理解し、第一次評価者である教頭としての役割を確認する。 |
【講話・演習を通しての主な意見・感想】
- まずは、第一次評価者として、本制度そのものの理解を深めたいと思います。講話をとおして、改めて本制度の重要性や評価の実際における留意点等を学ぶことができました。今後の評価実践の際には、対象者を深く知ることに努めていきたいと思います。特に、一側面、個人の視点からのみの判断はせずに、多々ある事実の情報を収集し、感情や感覚にとらわれることがないよう公正かつ厳正な評価の実施にあたりたいと思います。
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