2020年2月の記事一覧
寄宿舎 卒業舎生祝いの会
2月25日(火)本校食堂にて、卒業舎生祝いの会を行いました。内容を二部構成にして、第一部をセレモニー、第二部を食事会として行いました。第一部は、卒業舎生一人一人からあいさつがありました。どのあいさつも、一人一人の個性が出ていて、思わず笑みがこぼれたり、少し涙ぐんだりするような内容でした。記念品贈呈では、在校舎生から卒業舎生へメッセージを添えて記念品を渡しました。第二部では、豪華な食事に会話もはずみ、楽しく、思い出深い時間を過ごしました。
第38回栃木県障害者卓球選手権大会 児童・生徒の部
本校を会場に第38回栃木県障害者卓球選手権大会が開催されました。
この大会は、本校発祥のサウンドテーブルテニス(通称STT)を通して、相互の親睦と交流を図り、障害者卓球の振興に寄与することを目的として行っている大会です。音を頼りに集中して行うスポーツで、静寂の中、ほどよい緊張感を味わえる貴重な体験にもなっています。小学部は模擬試合や楽しみながら卓球にふれ合うことを目標にする「にこにこの部」を設けて行い、中学部、高等部普通科では熱戦が繰り広げられました。
また、今年も障害者卓球連盟の方を来賓にお迎えし、エキジビションマッチを行いました。
小学部 社会科見学・生活科町探検(藤本、丸茂学級)
2月13日(木)、デマンドタクシーを使って、西消防署城山分署と大谷資料館に行きました。
消防署では、実際に装備を身に付けたり、ホースにつなげた管槍を持ったりして消火活動の大変さを体験しました。準備した質問をして、火事の発生件数、原因などについて学習しました。
大谷資料館では、ガイドさんから大谷石を切り出した当時の人の苦労や現在の採掘跡の活用の話を聞きました。石から吹き出る塩の結晶を指に触れて、昔、海底にあったことを感じることができました。
立志の集い(中学部)
生徒会役員の生徒の進行により、今年度14歳になる2年生を祝って「立志の集い」が実施されました。
立志を迎えた生徒は、家族への感謝の気持ちとこれからの目標を「決意の言葉」として発表したり、日頃の学習の成果を発表したりしました。
校長先生からの「立志」の意味や励ましの言葉をいただいた後、栃木県知事からのメッセージも読み上げられました。今年度は、記念品としてフォトフレームが校長先生より贈呈されました。立志の集い当日の写真を入れて、後日改めてプレゼントする予定です。
給食週間(2月3日(月)~7日(金)
今年度は、2月3日(月)~7日(金)を本校の給食週間とし、給食では九州や東北、そして栃木県の郷土料理を楽しみました。秋田県の県魚「ハタハタ」のからあげや鹿沼市の名物「インド煮」など、いつもと少し違うメニューに幼児児童生徒たちも興味津々だったようです。
また、各学部で給食感謝の集いを実施し、学校栄養士の齋藤先生と調理員の方々に感謝の手紙や作品を手渡したり、齋藤先生による食育講話を聴いたりしました。内容は以下のとおりです。
【小学部】
2月6日(金)に学校栄養士の齋藤先生と、調理員さんをお招きして給食感謝の集いを行いました。調理員さんの自己紹介を聞き、給食作りには様々な仕事があることがよくわかりました。児童一人ひとりが、好きなメニューを製作したものを手渡したり手紙を読み上げたりして、感謝の気持ちを伝えました。調理員さんがとても喜んでくださいました。
【中学部】
中学部では、2グループに分かれて実施しました。
笹沼・渋谷・井上学級は、食事のマナーについて学習しました。齋藤先生によるチェックリストで日頃の食事のマナーを振りかえりました。
片柳・大橋・福田学級は、当日の給食に出された「ゆで野菜サラダ」を齋藤先生と一緒に調理しました。野菜に含まれる栄養の話しや調理室で使用している道具なども齋藤先生より教えていただきました。
それぞれの生徒から感謝の気持ちを齋藤先生や調理員のみなさんに言葉や手紙、プレゼントで伝えました。
【高等部】
高等部では2グループに分かれて授業を行いました。
2月3日(月)に実施した授業では、五大栄養素について学習しました。給食で使われている食材に含まれる栄養素や、その栄養素が体にどんな働きをしているのかなどを齋藤先生に解説していただきました。カルシウムやタンパク質、ビタミンなどの新しい知識を得て、食べることに関する興味・関心がさらに深まったようです。
2月7日(金)に実施した授業では、将来、自分の力で食事を作っていくことを想定して、コンビニエンスストアを上手に活用した献立作りを行いました。生徒たちは、コンビニエンスストアで売っている食材は炭水化物やタンパク質が多い一方、野菜が少なくビタミンやミネラルが不足しがちなことを痛感しながら、栄養バランスのとれた献立を考える難しさを学んだようです。風邪を予防したり疲労を回復したりする食材等の豆知識も教わり、現在、そしてこれからの食生活に活きる知識を得ることができたように思います。