2017年11月の記事一覧
関東甲信越地区視覚障害教育研究会
11月24日(金)に関東甲信越地区視覚障害教育研究会が本校会場で行われました。
幼稚部、小学部、中学部の日頃の学習の様子を参観していただいた後、午後の研究協議では各学校の先生方の発表や筑波大学の佐島先生の指導をいただきました。
様々な感想や今後の指導の参考になる御意見をいただき、私たち職員にとっても、視覚障害教育をあらためて見直す良い機会になりました。
中学部 事業所体験
自分の進路について自覚を深める、経験領域の拡大を図る、個々の適性や課題を把握し、今後の学習指導及び進路指導に役立てることを目的として、事業所体験を行っています。
今年度は4名の生徒が体験を行いした。11月20日(月)から22日(水)にかけては、3名の生徒が、株式会社アサヒ『北関東障碍者自立センター』、社会福祉法人晃丘会『ひばり』、下野市のはくつる会「工房つばさ」の3ヶ所で各々体験を行いました。
それぞれの貴重な体験を今後の学習で役立てたいと考えています。
小学部 校外学習(大村、大歳学級)
宇都宮駅周辺にでかけて、公共の場でのマナーや利用の仕方など、学年に沿って目標を設定し、学習を行いました。
切符の買い方や100円ショップでの買い物、レストランやファストフードの利用など、事前学習やこれまで積み上げてきた経験を活かして、できる限り自分の力で目標を達成できるようにがんばりました。
帰りはJR日光線を利用して、鹿沼駅まで電車に乗りました。
障害者ワークフェア2017
11月18日(土)に、宇都宮市のマロニエプラザを会場に、障害者ワークフェア2017が行われました。第37回全国アビリンピック(全国障害者技能競技大会)、第55回技能五輪全国大会の一環で雇用・就労の啓発を目的としたイベントでした。
専攻科、本科保健理療科の4名の生徒が無料のマッサージコーナーを担当しました。アビリンピックに出場された選手、役員、関係者の方や、同イベントのブースに出展している方々がマッサージを希望されすぐに予約がいっぱいになりました。施術中は全国からお見えになった皆さんと会話がはずみ、なごやかな雰囲気でした。
中学部 校内実習
11/13(月)からの1週間、校内実習を行いました。1学期に続いて、中学部ではコースター作りとアルミ缶とペットボトルのリサイクル作業に取り組みました。
実習前には、各生徒が技術面だけでなく態度面でも目標をたて、その目標を激励会で発表しました。実習中は、その目標を達成するために毎日努力し、反省会では、1週間を振り返りました。その結果、目標をたてることや反省をすることを繰り返して、徐々に自分のことをきちんと振り返ることができるようになってきました。また今回の実習では、休憩時間の使い方についても考えながら過ごすことができました。
特に職場体験を目前に控えた3年生は、働くことを意識しながらの1週間となりました。