※当ホームページに掲載されている文書、画像等の無断転載・無断引用は禁止とさせていただきます。
文字
背景
行間
創立記念式
本日は明治33年創立の真岡高校の創立記念日、124周年の創立記念式が挙行されました。全校生がそろって講堂に集まり式典に参加しました。校長式辞で、地域住民の強い希望によって栃木県第三中学校として県内では三番目に誕生した経緯、数多い本校OBのうち、野澤育英会を発足させていただいた野澤一郎氏、旧校舎である記念館や人工芝グランド改修工事などにご尽力いただいた大塚実氏の紹介がありました。
同窓会からは、篠崎同窓会副会長にご出席いただき、ご自身の高校時代の紹介に続いて、佐藤同窓会長からの祝辞をご紹介いただきました。佐藤同窓会会長からは、明治43年につくられた最初の校歌から、現在の校歌に至る歴史の紹介と、今歌われている昭和9年から歌い継がれている校歌について、「とんび」などで知られる葛原しげる氏には本校まで足を運んで作詞していただいたこと、作曲は「春よ来い」「鯉のぼり」で知られる弘田龍太郎氏であることをご紹介いただきました。
校歌は吹奏楽部の演奏となりました。
創立記念式後は記念講演会がおこなわれました。昭和49年度卒、下野新聞社特別顧問、前専務取締役の飯島一彦氏に「新聞をあなたのお供に」という演題でご講話いただきました。足利総局の記者としてスタートし、県政キャップ、編集局長時代を振り返りながら、それぞれの時期・場面で携わってきた仕事についてお話しいただきました。その時々に得られた経験や報じられた記事の反響、ニュースを届ける新聞記者の心意気についてもお話しをいただきました。新聞記事はあらゆる角度から事実確認(ファクトチェック)が行われていること、紙面を見ることでニュースの重要度が分かることなど、ネットニュースには無い新聞の強みや役割も教えていただきました。
現場記者時代の先輩記者との人間的な関わりから、新聞がもつ民主主義における社会的な価値まで、後輩のために幅広くお話しいただきました。ありがとうございました。